まずは、介護職の給料が全国的に見てどのくらいになるのか見ていきましょう。
全国的に見てみると、介護職員の月給の平均は20万円程度となっています。
月給制で常勤の場合、41歳で28万円、非常勤の場合、53歳で16万となっています。
(介護職員処遇改善の届け出をした事業所における介護職員の給料です)
時給制で常勤の場合、49歳で21万円、非常勤の場合53歳で9万円となっています。
*参考:厚生労働省「賃金構造基本統計」「介護従事者処遇状況等調査結果」
神奈川県の介護職の平均給与、年収はどのくらい?
事業所・企業ごとに給料が異なりますので、参考程度に御覧ください。
■直接雇用
直接雇用における神奈川県の介護職員の月収は、平均22万円となっています。
そして時給の場合では、平均1,200円です。
年収を見てみると、平均324万円となっています。
かなり少数ではありますが、中には400万円以上の収入となっている方もおられます。
■派遣
派遣での神奈川県の介護職員の月収は、平均22万円となっています。
こちらは直接雇用とあまり変わりはありません。
時給の場合では1,400円となっており、直接雇用よりも高くなっています。
年収は平均331万円となっており、こちらも直接雇用よりも高くなっています。
給料をあげるには?
給料をあげていくためには、ステップアップとして介護福祉士の資格を取得することがおすすめです。
経験を積んでいくことで、努力次第ではケアマネジャーの資格を取得することもできますので、給料アップにつなげることができます。
もちろん大幅にあがるわけではありませんが、介護職を続けていくことで経験年数が増え、このような資格を取得するための条件を満たすことができます。
自分のキャリアアップと給料アップのためにも、仕事をやめるという選択肢はできるだけ避けたいところです。
前回までのトピックス
介護職の志望動機はどのように書けば良いのか
介護でレクリエーションを行う意味
特養と有料老人ホームの違い