ケアマネージャーの平均給与

まずは正社員ケアマネージャーの平均給与を見ていきましょう。
平成28年度のケアマネジャーのお給料は、介護職員処遇改善加算を取得している事業所内では、以下のような数字になっています。

<月給・常勤、平均給与額>
平成27年9月:334,550円
平成28年9月:342,440円
差・・・7,890円増加
<月給・常勤、平均基本給額>
平成27年9月:212,180円
平成28年9月:214,530円
差・・・2,350円増加

参考・参照:厚生労働省「平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」

このように、正社員として働くケアマネジャーの方のお給料は、平成27年に比べて増えていることが分かります。
このデータはあくまでも平均であるため、すべての事業所が当てはまるわけではありませんが、良い傾向だと言えます。

パートのケアマネジャーの平均給与は?

こちらも同じく平成28年度のケアマネジャーのお給料で、介護職員処遇改善加算を取得している事業所内では、以下のような数字になっています。

<時給・非常勤、平均給与額>
平成27年9月:107,310円
平成28年9月:105,930円
差・・・1,380円減少
<時給・非常勤、平均基本給額>
平成27年9月:1,240円
平成28年9月:1,250円
差・・・10円増加

参考・参照:厚生労働省「平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」

パートのケアマネジャーの場合には、平均給与額が減少し、基本給は10円あがっていることが分かります。
正社員のケアマネジャーと比較するとどうしても見劣りしてしまいますが、10円あがっているということで少しずつ増加していくことが予想できます。

居宅ケアマネと施設ケアマネの給与の差

ケアマネジャーには、大きく分けると居宅ケアマネと施設ケアマネの2種類があります。
施設ケアマネの場合、施設内の介護業務を兼任する場合もあるため、夜勤をこなしているケアマネも存在します。
この夜勤をこなしたり、残業をしたりするケアマネの場合には、当然ながら夜勤手当や残業手当がつくことになり、ケアマネのみの仕事をしている方よりも給料が多少高くなることがあります。

居宅ケアマネも残業はあるのですが、夜勤を行うことはありません。
そのため、給料はそれ以上伸びづらいのです。

平成27年と平成28年のケアマネジャーの給与を比較すると、正社員・パーとともに給与増していることがわかるよ!