転職を考えるケアマネージャーへのアドバイス

ケアマネジャーの方が転職しようと思う理由の中には様々なものがあります。
ケアマネジャーは、その資格を取得する中で介護資格を取得していたり経験を積んでいたりするため、ケアマネジャーとして入職しても、直接介護を行わなくてはならないことも多く、ケアプラン作成などの主業務に集中できないことから転職される方が多くおられます。
もちろん、各事業所や各施設でケアマネジャーへの対応が異なりますので、施設に併設されている事業所であっても、ケアマネの仕事のみ行えることもあります。

そして給料を上げるため、スキルアップなどのために転職するケアマネジャーも多くおられます。
研修会がより多く開かれるところに転職したり、スキルアップのためのサポートがあるところに転職されることが多いようです。

退職のタイミングは?

ケアマネジャーの退職のタイミングはとても難しいデリケートな問題です。
というのも、1つの事業所につき1人のケアマネしかいないということも多いため、その1人のケアマネが退職するとなると、後任を決めなくてはなりませんが、それまでに辞めたいという場合には事業を休止することになってしまうためです。

そのため後任や代わりのケアマネがいるのかどうかがポイントとなります。
退職のタイミングとしては3ヶ月前くらいから管理者に伝えておくことをおすすめします。

事業所に1人のケアマネではなく、複数人のケアマネが在籍している場合には、そのほかのケアマネに引き継ぎを行う時間を考慮し、退職となります。
その場合でも、2ヶ月くらい前には管理者に伝えるようにしておきたいところです。

活用すべきはコンサルタント

転職コンサルタントは、求人サイトにて、転職したいという方の希望や条件に合った企業を紹介してくれる人のことです。
この転職コンサルタントにサポートしてもらうことで、実は、一般の方には公開されていない求人を紹介してもらうことも可能なのです。

好条件の求人ほど、企業側としても適当に応募されるのではなく、企業の要望にマッチした人材が欲しいと考えています。
そのため、転職コンサルタントがその仲介役として立ち、企業側と転職希望者側の両方の条件がマッチすると、非公開求人を紹介してくれるようになっているのです。

好条件で転職したり、自分に合った転職先を見つけるためにも、コンサルタントを活用されることをおすすめします。

前回までのトピックス

未経験から始めるケアマネージャーの仕事
生活相談員と支援相談員の違い
支援相談員の仕事内容