介護士の必需品

実際に働くことになった時にはどのようなものが必要になるのか、考えてみたことはありますか?
食事介助で必要になる介護用の食器などは施設にありますし、トイレやパット・オムツなども施設にあります。
当然ながらこのようなものは施設にあるものなので、介護士が用意するものではありません。

では、介護士の仕事をする上で、どのようなものが必需品となるのでしょうか。

必需品と用途

介護士として働く上で、必需品と言えるものをいくつか挙げていきたいと思います。
なお名札をつける施設・つけない施設もあれば、エプロンをつける施設・つけない施設など様々です。
その辺りは施設ごとに異なっているので、今回はどのような施設でも必需品となるものをご紹介していきます。

・ボールペン(赤・黒が1本になっているもの)・・・介護記録を記載したり、メモをとる時に必須となります
・メモ帳・・・分からないことをメモしたり、やるべきことをメモします
・お薬辞典・・・1人1人違う薬を飲んでおられますので、薬の知識を頭に叩き込むために必須となります
・入浴介助用の服・・・入浴介助には、汗をかいたり濡れたりしても動きやすい服装が必要になります
・着替え・・・介助中に排泄物が付着してしまうこともありますので、着替えは必須です
・栄養ドリンクなど・・・夜勤の時間は施設によりますが、16時間程度の場合には疲れがたまるので必須アイテムです

このようなものは必需品となりますが、ボールペンやメモ帳などは落としたり入居者様に怪我をさせてしまうことがないように、持ち歩く際に工夫が必要です。
エプロンをつける施設であれば、エプロンのポッケにしっかり挿せるボールペンを用意し、ポッケにボタンなどでふたが出来るデザインのものを選ぶ必要があります。
お薬辞典は持ち歩くことはありませんが、薬の知識は介護士にとってとても大切なものになりますので、スタッフルームなどでいつでも確認出来るところに置いておきましょう。

栄養ドリンクが苦手な方には、目薬をおすすめします。
夜勤が1人体制で16時間程度となると、夜中に休憩時間があっても眠ることが出来ません。
仕事にミスが出ないようにするためにも、自分が確実に気合を入れることが出来るアイテムが必要です。

持っていくと良くないもの

・時計
・ヘアピン
・ネックレス
・ピアス

このようなものを持っていたり身につけていたりすると、利用者様・入居者様に怪我をさせてしまうことがあります。
何かの拍子に誤飲に繋がる可能性もありますし、介助中に邪魔になることがありますので、身につけないようにしてください。

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