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言語聴覚士の役割とは?

話す、聞く、食べる、表現するなど、一般の人が普通にしていることが、病気や怪我、加齢また生まれつきの障害などで不自由な方のお手伝いをするのが「言語聴覚士」です。では、その役割についてもっと詳しく見ていきましょう。

「言語聴覚士」

「言語聴覚士」は、「ST」(Speech Therapist)と呼ばれおり、医療職のなかでも割と新しい仕事で国家資格となったのは1997年です。

また仕事の内容としては、何らかの原因で生まれつき言語の学習が難しかったり、病気や事故でコミュニケーションが困難になったり、食べ物がうまく食べられなくなったりした方に医師の指示に従ってリハビリをするのが「言語聴覚士」です。

患者さんは、高齢の方から小さな子供まで幅広い方が対象となります。また、一般的には、発音、発生、聴覚、認知、嚥下の発達など、機能の回復を行います。これらの障害を持つ患者さんは、見ただけでは障害の有無がわからないため、他の人から理解されにくいことなどもあり、とても不安な気持ちになります。そんな患者さんに寄り添いその方や家族と一緒に生活の回復を目指して支援していきます。

言語聴覚士の役割

リハビリテーション医療は、「医師、歯科医、看護師、理学療法士、作業療法士、ケースワーカー」など専門職と連携しチームのなかで行われます。その中でも、患者さんとコミュニケーションを取る大事な役割を担っています。根気よく患者さんの気持ちを出来る限り理解しようとすることが求められます。

「訓練の内容」

〇「話す事の障害」
構音障害や音声障害、吃音症など。様々な原因で上手く発音ができないことを、「構音障害」といいます。吃音症は流暢に話すことができないことをいいます。また、音声障害とは、声に異常がある障害のことです。一様に話す障害といってもいろいろなものがあり、その人にあった訓練を行います。

〇「発達障害」
「発達障害」などで、言葉の発達が遅れている子供に対して、言葉の発達を促すサポートを行います。文字を覚えることや他の人とのコミュニケーションを取れるように関心を持たせる訓練を行います。

〇「嚥下、摂食障害」
嚥下障害とは、食べることや物を飲み込むことが困難なことです。嚥下障害が起きる原因などを調べ、安全に食べられるようにサポートを行います。

〇「言語障害」
失語症や記憶障害、認知症など言語に関する障害です。失語症は、話す、聞く、読む、書くなどが困難になります。事故や病気などにより、言語機能が損傷されることで発症します。伝えたいことや話す言葉、文字で表現すること書かれていることの理解が難しくなります。その方たちに、少しでも快適に生活ができるようにするための訓練を行います。

〇「聴覚障害」
伝音性難聴や感音性難聴などがあり、音をきくことが難しい場合には検査や必要に応じて補聴器のフィッティングなども行います。言葉を覚える時期の子供の場合は、言葉の発達面からのサポートも必要になります。

まとめ

「言語聴覚士」が働く場所としては、病院のリハビリテーション科や神経科、耳鼻科などがあり、他には保健施設、福祉施設、教育機関(特別支援学校)など多岐に渡ります。まだ、比較的新しい職業ですが、活躍する場所はたくさんありそうです。

言語聴覚士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

魅力とやりがいのある言語聴覚士

国家資格である言語聴覚士は医療の専門職なりますので、生涯を通じてやり続けられる仕事です。たとえ一時的に離職などをしても再就職先を見つけやすいといえます。女性が活躍する仕事と思われた言語聴覚士はひと昔前で、近年では多くの男性の方も活躍しています。今回は言語聴覚士のその魅力とやりがいについて、実際に現場で活躍する人の声を聞いてみました。

そのやりがいと魅力

〇発揮できる専門性が魅力
言語聴覚士の仕事の基本として、「食べる・話す・聞く」が主な専門的仕事となります。
理学療法士ですと「歩く・立つ・座る」などが専門的仕事でリハビリと言われています。
言語のリハビリは他のリハビリに比べ、より狭い範囲内での専門性を発揮できるところにやりがいと魅力を感じることができます。

また周囲の医療スタッフに現場で頼られる場面も沢山出てくるため、長く経験を積めば積むほど、専門性は深められ自身のスキルアップに繋げることもできる点も魅力の一つと言えます。

〇一緒に変化を喜びあえる魅力
その人それぞれになりますが、言葉を発することできない状態からリハビリを通じて、患者さんがちゃんとした言葉発することに立ち会える瞬間がやりがいの一つです。患者さんの喜ぶ顔を見ると、自分のスキルや経験が人の役に立っていることが実感できるはずです。

日々、言語聴覚士として患者さんに寄り添い、リハビリを通していい方向へむかえることは、言語聴覚士として成長を積み重ねることができます。それらは、この仕事の魅力部分でやりがいに繋がると思います。

〇絆の大切さ
言語聴覚士として、その人に合ったリハビリプログラムを考えるためには、その患者さんの現状や病歴はもちろんですが、患者さんの性格面や趣味、趣向、家族構成や環境面、さらにはこれまでの患者さんがどんな人生を歩んできたのかも理解することが大切になってきます。

患者さんとのコミュニケーションを取れば取るほど、リハビリを進めるなかで患者さんとの絆を深めることもできます。コミュニケーションの大切を実感できる点に魅力を感じとれ、絆の大切さを学べることもやりがいになるかもしれません。       

まとめ

言語聴覚士のやりがいと魅力を特集しましたが、いかがでしたでしょうか。それらを実感できるのは、言語聴覚士のお仕事をする中でやりがいを患者さんと一緒に実感できる点は、大きな魅力と言えるでしょう。

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言語聴覚士の本音!「良いところ・悪いところ」

「言語聴覚士」は国家資格です。その難しい試験を乗り越えた先に、先輩方は何を見たのでしょうか。今回は、「言語聴覚士」の本音、このお仕事の良いところと悪いところを見ていきましょう。

言語聴覚士のお仕事

まず、「言語聴覚士」の仕事とはどういうものかについて、説明していきます。
「言語聴覚士」は、病気や事故あるいは「知的障害者」の言語の発達の遅れや、「認知症」で言語や発音に支障がある患者さんに対するサポート、指導を行う仕事です。「摂食障害」や「嚥下障害」などの対応もするため、知識と経験を要する仕事です。

言語聴覚士のお仕事 ~良いところ~

〇 患者さんに癒される。
〇 座って仕事をすることが多い。
〇 女性の妊娠、出産、育児などの休暇が整っている。
〇 患者さんに感謝されるとやりがいを感じる。
〇 奥が深く探求心を駆り立てられる。
〇 患者さんの笑顔が見られた。
〇 患者さんと向き合える。
〇 定時で帰ることができる。
〇 仕事の調整ができる。
〇 力仕事がすくない。
〇 夜勤がない。

「言語聴覚士」の資格所有者は、女性の数が多いようです。そのせいか女性には働きやすい環境が整っていることがほとんどです。女性特有のライフイベント「妊娠、出産、育児」なども周囲からの理解が得やすいので、例えば、つわりや子供の急な体調不良などで、仕事を早退したり休むことなども可能なようです。また、力仕事が少ない、夜勤がない、仕事の調整ができるなどは、女性にはありがたいメリットといえるでしょう。
    

言語聴覚士のお仕事 ~悪いところ~

〇 仕事の割に給料が上がらない。
〇 人間関係が難しい。
〇 エビデンスが低い・結果がみえにくい。
〇 書類業務が多い。
〇 勉強会の自費参加。
〇 認知度が低い。
〇 職場に少数しかいない。
〇 医師に丸投げされる。
〇 就職先によって待遇や人間関係に差がある。
〇 仕事の内容が理解されづらい。
〇 意思疎通が困難な患者さんが多い。

デメリットとして多くあげられているのが、給与に関することが多いようです。初任給は一般的な新社会人としては少し多いが、その後の昇給がほとんどないため、上がり幅がすくないようです。

次に多いのは「人間関係」です。女性が多いということと、医師や他の職種との関連が多いため、コミュニケーションをとらなければならない事が多く、人間関係が難しいようです。

また、就職先によって待遇などの差も大きいことも・・・。
言語聴覚士は、「失語症」の患者さんとかかわる機会が多くあります。失語症の患者さんはこちらが話している内容を理解したり、患者さんが伝えたいことを思うように表現することが難しいです。そのため、意思疎通が難しいことが多いようです。その場合、どう接していいのかわからないと悩む人が多いのです。

まとめ

言語聴覚士は専門的な仕事ですが、スキルにあった給与が支払われている現場は残念ながら少ないようです。しかし、転職市場では個人の経験やスキルが重視されますので、アピールポイントを正確に伝えることができれば、給与や年収など待遇面でも適正な評価を受けることができるかもしれません。転職に限らず、求人サービスなどを利用して待遇などをしっかり確認しましょう。

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言語聴覚士の資格取得の勉強時間は? ~効果的に実行しよう~

言語聴覚士の資格取得に、どれだけの勉強時間が必要なのかという質問が多いのですが、必要な勉強はやりすぎる事というのはないのです。ただし、だからといって無理をする事も、おすすめは出来ません。では、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。

勉強時間に対する考え方

実際の4年生の受験生の勉強時間を見て見ると、休日のみの学習時間における平均の学習時間は、10時間という人がいました。

4年制専門学校は長い期間で設定しているので、専門知識や技術に時間をかけて学んで行くため、実習経験での接し方などのスキルを学ぶ事になります。2年生や3年生の専門学生に比べると、経験による違いで実践的な活動を多く学ぶ事が可能です。

4年生では大学を卒業した人(学士)と同等の学力を有するので、「高度専門士の称号」を授業の単位や試験によって得る事が可能です。3年制度の専門学生の場合は、「専門士の称号」のみの取得となっています。勿論、国家試験の勉強の為には参考書や過去問題を多く学ぶ事が合格の近道となるわけです。

言語聴覚士の受験資格

言語聴覚士の資格取得には、文部科学大臣が指定する3~4年制の大学で専門のカリキュラムを学んで受験資格を得る事や、都道府県知事指定の専修学校で学んで受験資格を得る事です。

2年制度の場合は大学卒が前提条件になっていますので、3~4年制の専門学校で高卒から学ぶ方が早く受験資格を得る事が出来ます。

勉強時間を気にするより自分自身を知る事

勉強時間についていろいろな意見を見ましたが、人によってそれぞれです。自分自身の能力を見極めて、必要な事に時間をかける事が効果的です。

また、無理して長く続ける事や睡眠時間を削っても、身につかなければ無意味になります。現役で合格した先輩がいれば、試験内容の傾向などを参考にして、過去問題を確実にこなして行く事が重要になります。時には気分転換を図る事も重要です。

脳の一日の状態を把握する

〇朝は脳が効率的
脳や体の働きを知り、自分の一日の状態を知る事で、試験勉強や効率の良い勉強時間が見えてきます。朝の起床後の約3時間は、脳が最も効率的に働いてくれる時間帯です。朝の脳は鮮明な状態になっているので、思考力や集中力を発揮しやすくなっています。

〇午後は眠くなりやすい時間帯
昼食を取ると、消化の働きの為に血液が胃に集中するので、脳への血液が行きにくくなってしまうので、眠気を誘う原因になります。午後は眠くなりやすい時間帯が、14時から17時といわれています。ただし、午後はやる気が出やすい時間帯でもあるので、食事の量には気を付けて眠くならない工夫が必要です。

〇疲れてきた時のひらめき
午後の時間帯は、疲れが出るので勉強の大敵になりそうですが、クリエイティブな発想に向いています。疲れた時間帯の方が、創造性を刺激します。夕食前の空腹の時間帯は、脳が働きやすくなるので、効率的な勉強に向いています。

〇夜の記憶タイム
夜寝る前の脳は、多くの情報を処理する事が出来ていません。このような場合は、学習するよりも、記憶する事に努めた方が良いといわれています。寝る前に記憶の反復練習をするとよいでしょう。

まとめ

言語聴覚士の資格取得に限らずに1日の勉強時間は、自分の体調と脳の働きを考えて効果的に勉強できる時間帯や学習時間を決める事にあります。脳が働かない夜間帯などに学習するよりも、しっかりと睡眠を取って朝方の学習に集中する方が効果的といえます。

言語聴覚士として活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

言語聴覚士の手話でコミュニケーションアップにつながる

「言語聴覚士」は言語障害や聴覚障害の患者さんのリハビリをおこなう専門職ですが、言葉や耳の聞こえない患者さんとリハビリをする上で、意思の疎通をとるための手段は欠かせません。今回は、「言語聴覚士」と「手話」やその他のコミュニケーションの方法について考察していきましょう

手話とは

手話とは、耳や口が不自由な聴覚障害者や言語障害者に対して、その他に手話以外にも身振りや手まねや手の位置、身振り、手の動き、手の形などを用いて、意味や言葉を伝える非言語のコミュニケーション手段です。

言語聴覚士にとって手話は必須なの?

言語聴覚士の養成校などでは、学習カリキュラムで2時間の手話を学びますが、それは基本的なもので本格的に手話を習得したいと思っていたら、自分で手話教室に通い検定を受けなければいけません。

手話以外の手段

〇触る・筆談
相手の手のひらにカタカナやひらがな、または漢字などを一字ずつ書いておこなったり、伝言板などを利用した筆談なども交えておこなうと効果的です。

〇弱視手話
視力が低下していたり視野が狭いといった弱視の方には、話し手と相手の距離を調整して手の動きの幅を調整して、こちらの手話を目で読み取りやすくする工夫が必要です。また、照明や陽の光などの光源がまぶしくて見えにくい場合がありますので、光や照明の位置や方向について配慮する必要があります。

〇点字筆記
点字を読むことができる場合、点字を読み取ることでお互いにコミュニケーションをとることができます。最近では、コンピューターのディスプレイと接続して、タイピングすると音声出力するものが、タブレット端末でできるようになり大変便利になりなりました。

手話が必要な理由?

これまで手話やその他の意思の疎通をとるための手段として、筆談や身振り手振り、点字などの方法を紹介してきましたが、患者さんとコミュニケーションをとるためには、言語聴覚士が自ら手話通訳を使えて習得すれば、リハビリをおこなう際にスムーズに意思の疎通が可能となります。また、相手との信頼関係もできることでしょう。

まとめ

言語聴覚士が手話を習得するメリットは、言語障害の方の初回面談などで相手の状態把握が分かりやすいだけでなく、今後のリハビリにおいて患者さんとの意思の疎通が容易にできたりリハビリもうまくいくことが望めます。言語聴覚士がコミュニケーション能力の手段として手話を習得することは、言語機能のリハビリにおいてはとても有意義だと考えます。

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理学療法士と医療行為とは?

医療行為は本来医師に認められた行為ですが、とても線引きが難しく医療の現場や介護の現場において迷うことが多いのではないでしょうか。今回は、リハビリを専門に行う「理学療法士が行える医療行為」について解説していきましょう。

理学療法士とは

理学療法士は医療機関や介護福祉施設などで、身体に障害のある人に対して、医師の指示を受けて機能回復を目的にした運動法や物理療法などのリハビリを行い、日常生活に必要な基本動作を目指して機能回復や維持を行う専門職です。

医療行為とはどのようなことでしょうか?

医師法第17条で定められた、医師・歯科医師の指示を受けた看護師・助産師などの医療従事者のみが行うことが認められている患者に対する治療や処置で、医学的な技術や判断がないと人体に危害を及ぼすような危険がある行為をいいます。

医療行為ではないもの

①耳垢を取り除くこと(耳垢の閉塞の場合を除く)
②ストマのパウチにたまった排泄物を、交換したり捨てること(肌に装着したパウチの交換は除く)
③自己導尿を補助するためのカテーテルの準備及び利用者の体位保持などの補助をすること
④ディスポーザブルグリセリン(グリセリン浣腸薬・市販)を用いること
⑤爪切り。爪のまわりに異常や炎症や化膿もなく、本人の容態が安定している場合のみ(糖尿病の疾患で病状が安定していない場合は不可)
⑥内服薬。内服介助袋に一包化されているのに限定
⑦座薬の挿入や点鼻薬の噴霧介助
⑧目薬をさすこと
⑨湿布薬を塗布すること
⑩褥そうの処置を除く軟膏の塗布
⑪わきの下や耳での体温測定
⑫自動血圧計を使った血圧測定
⑬入院の必要のない方のパルスオキシメーターの使用
⑭すり傷・切り傷や・火傷などの応急処置での汚染したガーゼの交換
⑮口腔ケア。日常的な口腔内の「清掃・清拭」。歯ブラシ・綿棒・巻き綿子などを利用して歯・口腔粘膜・舌などに付着している汚れを取り除き清潔を保つ(重度の歯周病がないこと)

理学療法士のリハビリの重要性

介護施設などでは高齢や認知症の進行で、身体機能の低下した人などのリハビリをおこないます。リハビリは病気が発症した際、早めに行うことが後々、麻痺などの後遺症の軽減や改善に効果があるといわれています。ですから、理学療法士の行う早期のリハビリはとても重要となります。

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理学療法士の業務範囲の内容とは?

一般的に理学療法士は、リハビリテーションが必要になった方に対して、医師の指示のもと身体機能の維持・改善にむけて日常生活にむけたサポートをします。では、理学療法士の業務範囲とはどのようなことでしょうか?ここでは、その業務範囲について考えてみたいと思います。

理学療法士とは?

理学療法士は、名称独占の国家資格で一般的には(PT)の略称で呼ばれています。名称独占ですので、国家資格を取得しないと理学療法士を名乗ることができません。近年では、高齢化の進行で要介護状の方などリハビリテーションの必要性が増えて、その需要も年々増加傾向にあります。

理学療法士の仕事の内容は?

理学療法士は、病気や事故・ケガなどで身体機能に障害を負った場合や高齢により身体機能が低下した方に対して、リハビリテーションを通して維持・回復を図る目的でサポートします。理学療法士がおこなう、主な療法は以下のことをおこないます。

物理療法とは

理学療法士がおこなう物理療法には、温熱療法、寒冷療法、水治療法、光線療法、極超短波療法、電気刺激法、津音波法、高圧酸素療法、牽引療法などがあります。そのなかでも特にリハビリテーションの現場でよく使われている、温熱療法と電気刺激療法について紹介しましょう。

温熱療法の効果

温熱療法は、リハビリテーションの場面で多く実施されていて、患部をホットパックで温めたりまたは、全身を温めることで筋肉の緊張を緩和し、血管拡張作用で全身の血流改善により老廃物の除去・炎症・痛み物質の除去に効果的です。また、リンパや血流促進により糖や脂質代謝を亢進させ、リラックス効果があります。

電気刺激の種類と効果

〇代表的な電気刺激の種類を紹介しましょう。
TENS・・経皮的電気刺激療法
EMS・・神経筋電気刺激療法
マイクロカレント療法
高電圧電気刺激療法
干渉電流刺激療法
ロシアン電流刺激
立体動態波刺激療法

〇外部から体に電気刺激を与えることでの効能や効果は?
・肩こりの緩和
・マッサージ効果
・麻痺した筋肉や腱・靱帯の萎縮部分の予防
・疲労回復効果
・血行促進効果
・筋肉痛・神経痛の痛みの緩和

まとめ

生活習慣病が原因で起こる脳血管障害や心筋梗塞などで、身体機能の障害などや高齢者の増加に伴い、リハビリテーションの必要な方が増えています。病院などでのリハビリテーションのほかに、今後は高齢者施設での理学療法士の需要が高まっています。地域や医療機関・その他機関との連携をとりながら障害を持った方が、その人らしい生活を取り戻せるように理学療法士には、業務を通してその役割りが期待されています。

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言語聴覚士の定義と仕事内容とは?

みなさんは、言語聴覚士をご存知ですか?主に「理学療法士」「作業療法士」と同じ、リハビリに関係する職業の一つという認識ではないでしょうか?この職業も、国家資格を有していないと、就業することができません。では、具体的にはどのような仕事内容なのかみていきましょう。

言語聴覚士の定義とは?

日本において言語聴覚士は、1997年に制定されました。「理学療法士」「作業療法士」と並ぶ、国家資格を有していないと就業できない仕事の一つです。

英語表記で、「Speech-Language-Therapist」と呼ばれています。具体的には「話す、聞く、食べる」といったことに不自由のある人に対して、言語能力や聴覚能力などを回復させるためのリハビリなどのサポートを行う仕事です。

どんな仕事内容でしょうか?

言語聴覚士は、文部科学省または厚生労働省が指定する養成機関で学びます。この職業は、
高い専門性を要します。学校で言語聴覚士を養成するためのカリキュラム規定を修了して、一般教養と言語聴覚障害の専門的な知識や技術を習得するのです。

卒業する前に国家資格試験を受けます。合格すると厚生労働大臣より、免許が交付されます。そして、有資格者として言語聴覚士名簿を登録します。そうすることによって晴れて、言語聴覚士として、医療機関や福祉などの現場に就職ができます。

どのような障害者を対象者としているのか?

言語聴覚士が支援する障害は、おおまかに3つに分けられます。

◎ことばの障害
◎聴覚障害
◎食べる機能障害(摂食・嚥下障害)

【ことばの障害とは?】
具体的に言葉の障害とはなんでしょうか。過去の経験で習得していた言語能力(言葉を理解する「話す、読む、書く」)が失われたり低下するなどの、脳機能障害を指します。また、
言語発達遅滞(知的障害・自閉症など)が起こることにより、子供の時に言葉やコミュニケーションの習得に、同年齢の子供に比べて遅れが生じたりします。

その他に、正しく発音ができにくい「構音障害」があります。声の高さや大きさ、イントネーションや速さに異常が出てくることにより、言葉が円滑に出てこなかったり詰まったりするなどの特徴があります。

【聴覚障害とは?】
「高齢、病気、怪我」により、聞こえが悪くなる場合があります。具体的には、非常に聞こえが悪ければ周囲の音が聞こえないため、生活がしづらくなります。それによって、時には危険な目に遭遇することもあります。その他に、大きな音がきこえる状況であっても、ある状況や音量によっては会話がうまく理解できなかったり、日常生活に影響が出てしまうこともあります。

子供は、乳児期から周囲の大人の話を聞いたり、コミュニケーションを取ることなどを通して言葉を覚えていきます。ですが、生まれつき耳の聞こえが悪い状況によって、言葉の習得が遅れることがあります。

ここでの注意点は、聴覚障がい者であったとしても、適切な支援や指導があれば、言葉の代用としてコミュニケーション方法の習得が可能だということです。

【食べる機能障害とは?】
病気などが原因で、食べ物を飲み込むことなどが困難になる障害です。うまく飲み込みの処理ができずに、むせてしまったり気管に入ることにより、肺炎などを引き起こすことが考えられます。

まとめ

怪我や病気といった様々な原因で「言葉、聴覚、食べる」といった点に、障害のある方たちを支える仕事を「言語聴覚士」といいます。今後も、「言語聴覚士」の役割は重要になっていくことでしょう。

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言語聴覚士が抱える問題と対処法~やる気を引き出す手法とは?~

病気やケガまたは、脳血管障害などが原因で失語症になり「話す」「聞くこと」「書くこと」「読むこと」が難しくなったなどの障害を持った患者さんのリハビリをおこなうため、どの様な関りをしているのでしょうか。失語症の事例を通して、リハビリをおこなう際の言語聴覚士が抱える問題や対応方法について考えてみましょう。

失語症による心理状態と問題

失語症などの障害になった場合、急なことでショックが大きく、なかなか立ち直れないものです。自分の障害を受け入れるまで、長い時間と周りのサポートが必要になります。また、言葉が話せないことで、相手に自分が言いたいことや気持ちが伝わらない、意思の疎通がうまくとれない「もどかしさ」から、「イライラ」したり自己否定したりすることもあります。

失語症は話すことに障害が生じ、話し相手とのコミュニケーションがとるのが困難だということで、患者さんにとっては精神的や身体的にもとても苦痛を感じるものです。

リハビリに対する意欲が低下した患者さんへの対処法

患者さん本人は、自分の障害を受け入れることができずに、リハビリに抵抗を感じている方に対して、言語聴覚士はどのように患者さんにやる気を起こさせ、意欲を高めるための取り組み方をおこなっているのか紹介しましょう。

【対処法1】本人にリハビリの内容を理解しておこなう
患者さんの心身の状態を評価して、本人にあった無理のないよう長期的な目標を設定して、患者さんにもリハビリの必要性や訓練のプログラムの内容を理解してもらい実施します。

【対処法2】言語聴覚士と他職種の連携
リハビリの成果は、なかなか短期間では出ないのです。患者さんも焦ってリハビリへの意欲をなくすこともありますが、言語聴覚士以外の家族や看護師・作業療法士・理学療法士などと連携をとりながら、励ましフォローすることで本人のやる気を引き出すことが大切です。

【対処法3】信頼関係の構築
言語聴覚士がいくら評価に沿った良いリハビリを実施していても、うまくコミュニケーションがとれないと言語聴覚士に対してや訓練への不満、不信感が生じて、意欲低下につながりかねません。リハビリをおこなう際に最も重要なのが、患者さんとの信頼関係でしょう。

まとめ

言語聴覚士はリハビリをするうえで、さまざまな困難な事例もあることでしょうが、障害のある患者さんと向き合い、寄り添いましょう。時には患者さんが焦り、投げやりな態度をとることもあると思いますが、辛抱強くコミュニケーションをとりながら理解してもらい、精神的な支えとなってリハビリを継続していくことが重要です。

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作業療法士の業務内容

作業療法士は、リハビリテーションの現場で必要とされる職業の1つとされています。病気や事故などで身体に影響を受け、身体障害を持つ患者さんや身体機能が低下した患者さんなどに対応し、リハビリテーションを行う仕事です。今回はその作業療法士の業務内容を見ていきましょう。

■作業療法士の業務内容

作業療法士の仕事内容として、身体的な分野と精神的な分野の専門的なリハビリテーションに分けられます。身体的リハビリテーションでは主に関節を動かすことが多く、筋肉の発達を目的として訓練を行い身体機能を向上させる、または維持することを目指します。その訓練の内容は、普段の生活で行われている日常動作です。

■日常動作の改善が健やかな暮らしを支える原点

日常動作とは食事、入浴、排泄、着替えなど、普段の生活で欠かすことのできない行動です。基本的な動作ではなく応用的な動きであるため、動きに対する判断力や記憶力が大事な訓練になります。

具体的には料理、洗濯、掃除などの家事動作ほか、木工、園芸、書道、裁縫、将棋、楽器演奏、体操、スポーツなどのレクリエーションなどの作業活動を通して、楽しく身体と精神のリハビリテーションをし、技能向上を進めていきます。

■発達障害をサポートする作業療法士

近年増加傾向にある発達障害に関しても作業療法士の施術が求められており、発達期にリハビリテーションを行い、できる限り将来的に日常生活に影響を与えぬよう、成長や発達に寄り添うことが主な仕事内容となります。

■高齢者へのサポートも大切な役割

ほかにも、高齢者になるにつれ身体が衰えた患者の方に対して、自身一人で日常動作の回復などを目指し在宅復帰を念頭に置いた、老年期障害のリハビリテーションも重要な勤めになります。

■訪問リハビリテーションは最も重要な業務内容

作業療法士には自宅から出ることが厳しい患者さんのために、患者さんの自宅へ伺い施術を行う訪問リハビリテーションという対応があります。

その内容は、上記で説明したような、身体機能向上の訓練、日常生活動作へのアドバイス、住環境がどのようになっているのかチェックし、患者さんより良い住環境になるよう助言していきます。

また趣味などでのリハビリテーションにスタッフが寄り添い、取り組み、サポート、アドバイスしていくことで、患者さんの意欲の低下をできるだけ避けるようサポートし、患者さん、ご家族の悩み、相談を聞き、改善していきます。

■まとめ

作業療法士の大まかな職務内容について解説していきましたがいかがだったでしょうか? 介護の必要な方は年々増加傾向にあり、作業療法士は福祉業界になくてはならない職種だということが伝わっていただけたのならば幸いです。

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