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実務者研修

医療的ケア教員講習会を受けるメリット

介護職員の中には、さらなるスキルアップを図るべくいろいろな研修を積極的に受講される方もいるでしょう。しかし、その教官的存在のスタッフが足りないのも事実です。今回紹介するのは、医療的ケア教員講習会を受ける意義についてお話します。

メリット

結論から申し上げるのなら、研修期間は7時間と日帰りで受けることができる講習です。首都圏以外の地方都市ならば宿泊などを伴いますがそれを差し引いてでも、時間はそんなにかからないものと思っていただければ幸いです。

政府から7時間の講習を義務付けられているので、朝スタートして夕方に終わるという意味でも日程を1日調整するだけで済み、業務などに支障のない範囲で研修を受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。研修といえば内容によっては数日かかるものがあるのが一般的ですが、この研修は1日完結型で資格を取得できるからです。

研修

それでは、研修の流れを説明しておきましょう。先にも触れましたが、講習時間は7時間で1日で終わる構成となっています。最初は説明会(オリエンテーション)を行ってから講習をスタートする流れですが、途中には休憩時間や昼食時間が設定されているので無理なく授業を受けられる環境は整っています。

最初は制度概要と医療的ケアにおける基礎的内容の講習からスタート(各1時間)しますが、前者は基本的なことを、後者は今まで習ってきたことのおさらい(安全管理体制や感染予防など)という位置づけとなっています。

喀痰吸引

専門的知識を主体とした講習としては、喀痰吸引からスタートします。前半は基礎的知識やその実施手順、指導や評価方法について机上で講習(1時間)することになっています。
痰は風邪やハウスダスト、タバコの吸い過ぎなどによる様々な原因で粘液が分泌されずに処理することですが、喀痰は高齢者の方を中心に起こりうる現象です。

後半は実戦形式での研修(1時間半)へと入っていきますが、吸引装置を使って痰を外へ排出するための実務訓練の一つとされています。

経管栄養

この講習会における、もう一つの必修科目となるのが経管栄養です。こちらも前述の喀痰吸引同様、前半は基礎的知識や実施手順などを1時間講習します。私たちが普段食事をするときは口で食べることを経口摂取といいますが、病などにより食事ができないと判断した時、消化管などを介して行われます。

後半は1時間半の実技指導がそれぞれ設定され、患者さんに対しチューブの設営などを行うための訓練が実施されます。

受験資格について

看護師または医師、保健師、助産師の資格を取得した後、5年以上の実務経験を有する方が対象となり、介護サービスの基盤強化の為の指導者になる為の目的で、1日の講習を、受ける必要があります。

まとめ

医療的ケア教員講習会のメリットなどを中心に紹介しましたが、ある程度の経験を積んだ看護師さんが未経験の方に対しわかりやすい指導を心がけていくことでしょう。

看護師や福祉関係に従事する立場として活躍の場を探す際は、ふくしごとジャーナルまでお問い合わせいただければ幸いです。

実務者研修教員講習会を受けるメリット

介護の現場における実務者を育てる意味で研修教員は、重要な位置づけとなっていくことでしょう。しかし、その人員が足りないのも事実です。介護の質を高める意味でも、現場で働くスタッフを育てる意味での教官という役割は大きいものとなっていくことでしょう。
今回は、実務者研修教員の講習会についてお話します。

介護課程Ⅲへ

この講習会受講後は、自動的に介護課程Ⅲの講義に参加できます。人材としての価値も高まることができるのもこの講義のメリットなのです。

それだけでなく、スキルアップにもなるので介護現場において自分を成長させるとともに、将来的には独立して介護関連の責任者として後進指導にも力を注ぎながら、超高齢化社会における人材の確保や教育にも力を入れていけるというビジョンが描ける方もいるほどです。介護現場において、第一線に立って活躍していきたい方にとっては一つのチャンスといえるでしょう。

基本的には・・・

講習会の題目にある通り、実務経験が最低5年以上必要されます。4年以下の方がこの講習を受けるとした場合、内容があまりにも複雑すぎることから逆に挫折する恐れがあるため、5年という期間の設定は適正条件であるということです。それ以外にも、介護関連の資格を有しているとなおよいでしょう。

さらに、以下の条件も伴ってきます。まずは専任教員から。
①大学などの教授・准教授クラスもしくは介護科目の講師
②福祉系高校で3年以上、介護について指導をしている
③特例系の高校で、5年以上介護の教育をしていること

また、一般教員の場合は医療的ケアかスクーリング(介護課程Ⅲ)のいずれかの条件をクリアすれば受講できるということです。

カリキュラム

実施している事業所によっては6~8日間の設定が行われていますが、厳密な基準についてはまちまちです。自分にあった事業所を選びながら、授業を受けてみるのもよいでしょう。
それによって後進に対して、介護の仕事をやりがいのある仕事へと変換させてあげるための「先生」として、経験をアップさせていくことでしょう。

介護教育方法

こちらの講習は30時間程度実施され、今まで受けてきたことを思い出しながら自分が後任の方を持った時と同じ気持ちに立ち返り、メンタル面でもテクニック面でも指導は適していたのか間違っていたのかを点検し、それらを教訓にこれから現場へと戻ったうえで正しい教育指導を行っていくことでしょう。

介護課程の展開方法

高品質の研修内容に基づき、講習についてどのような展開を以て学んでいくのかを行い、今後の講習について重要項目までもセットで勉強していくことを言います。利用される側の気持ちに立ちながら、今まで以上の品質の高い介護を提供し、ご家族などを中心に高評価を得られるためにも、重要な科目とされています。

なお、この学習については受講時間が約15時間設定されています。前述の介護教育方法と比べ約半分の時間が設定されていますが、実務者へと成長する過程において重要な教育内容と位置付けられているからです。

実務者研修の目的・評価方法

最後は、実務者として研修を行うことの意味と目的の点検のほか、研修全体をどう設計していくのか、それに対する評価についてのことを学んでいくことによって自分がどう指導すべきなのかを検証しながら、設計していくカリキュラムとされています。

ちなみにこの学習は5時間と短く、講習会において最後の部分として学習していくことでしょう。実務的位置づけが強いことから、研修開始直後いきなり習うわけにはいきませんので、上記2項目をある程度学習してからとなっています。

まとめ

介護や医療分野における指導力を磨く方ならば受ける価値のある授業です。実務者研修教員講習会のメリットを中心にお送りしました。ある程度の経験を擁する講習ではありますが、後進指導をしてみたい方などを中心に受講を検討してみていいでしょう。

介護士として活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

実務者研修教員講習会って何ですか?

福祉の仕事の需要が高まっている昨今ですが、介護福祉士の国家試験においては受験の条件に「実務者研修を受けること」が加わりました。これは特定のルートで受験する人に課せられた条件であり、これにより研修をする教員の需要も高まってきています。そして、教員になるためには「実務者研修教員講習会」を修了する必要があります。
では、どのような講習会なのか見ていきましょう。

実務者研修教員講習会って?

先ほども話した、受験条件に実務者研修の受講が加わったのが平成28年度の試験からです。この受験条件の追加により研修をする教員の需要が増しているのが現状です。

そのような現状の中、教員を養成するために設けられたのが実務者研修講習会です。
教員になるには必須となっているこの講習会を修了するだけでなく「介護福祉士として実務経験5年以上」、または「介護に関係している資格」を持っていることが求められます。

ちなみに、資格としては大学や専門学校の教授をはじめ准教授、助教、それから介護の講師であることがまずあげられます。そうでなければ、教歴を養成施設や福祉系高校で3年以上、特例の福祉系高校なら5年以上積んでいることが必要とされます。

講習会を修了すると

この講習会を終了すると、実務者研修で講義を行うことができます。
もう少し具体的に説明すると上記であげた条件を満たして専任教員になるコースと、この講習とは別に実習指導者講習会なども修了して介護過程Ⅲ(スクリーニング)を担当する一般教員になるコースとがあります。

また、看護士などの実務経験が5年以上で、医療的ケア教員講習会を修了していると医療的ケアを担当するコースも選択肢の一つとなってきます。介護職の需要の高まりとともに、実務者研修を開く学校も増えてきていますので、そういった場所で講師として働き、人気を集めて収入アップを狙うことも可能です。

何を学ぶのか?

では講習会で何を学ぶのかを簡単に紹介しておきましょう。
学ぶ科目は、介護教育方法を30時間・介護過程の展開方法を15時間・実務者研修のねらい、評価方法等を5時間となっています。

介護教育方法では介護福祉教育における具体的な学習内容などについて、介護過程の展開方法では介護実践のための具体的展開方法、実務者研修のねらいでは研修の目的などの教育方法を学びます。

まとめ

介護過程Ⅲを教えることのできる教員は、実のところそんなに多くはありません。そのため、実務者研修教員講習会を修了し、それが可能となれば自身の価値を上げることができるだけでなく仕事の幅も広げられ、福祉の仕事で安定した生活を送ることも可能となるでしょう。

介護士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

実務研修は介護福祉士への近道

2012年度にこれまでの「ヘルパー1級」が廃止になり、「介護実務者研修」に変わりました。介護実務者研修はどのような研修なのでしょうか?今回は「介護実務者研修」の内容や取得のメリットについて見てみましょう。
     

ヘルパー制度からの変更について

これまで「介護基礎研修」「ヘルパー2級」など、様々な研修や資格があり国家資格である介護福祉士を取得するため、複雑な制度をより分かりやすくするために「ヘルパー2級」から「介護初任者研修」へと変更し、「ヘルパー1級」から「介護実務者研修」へと変更することで、介護福祉士の受験資格を分かりやすくする目的で制度が変わりました。

介護福祉士の受験要件

2017年には介護福祉士の受験要件に、実務者研修を終了することが義務付けられました。
また、実務者研修終了と共に3年以上の実務経験が、介護福祉士の受験要件にとって必須となりました。

介護現場において、より質の高い介護を目指して一定期間の実務者研修を受けることにより、現場でのよりよい介護技術やスキルを持って、現場で力を発揮して欲しいとの思いがあります。また、スキルアップや高度な医療ケアの知識や経験を活かせるように実務者研修制度が実施されました。

介護実務者研修のカリキュラム

介護実務者研修は、介護初任者研修と同様「無資格・未経験」からでも即、介護実務者研修の受講が可能です。受講時間が450時間で、カリキュラムの内容も20科目と幅広く学びます。

研修では、介護の基礎知識を含めたカリキュラムから学びますので、初任者研修を受講していることで理解しやすいと思いますのでお勧めです。実務者研修のカリキュラムを、以下に紹介しましょう。

・人間の尊厳と自立
・社会の理解Ⅰ
・社会の理解Ⅱ
・介護の基本Ⅰ
・介護の基本Ⅱ
・コミュニケーション技術
・生活支援技術Ⅰ
・生活支援技術Ⅱ
・発達と老化の理解Ⅰ
・発達と老化の理解Ⅱ
・認知症の理解Ⅰ
・認知症の理解Ⅱ
・障害の理解
・こころとからだのしくみⅠ
・こころとからだのしくみⅡ
・介護過程Ⅰ
・介護過程Ⅱ
・介護過程Ⅲ
・医療的ケア

尚、介護実務者研修の受講時間は、先に初任者研修を受講していることで基礎から学び受講時間も短縮できるメリットがあります。初任者研修を受講している場合、320時間の講習で済みます。450時間‐130時=320時間

終了後には試験があるの?

介護実務者研修資格取得のメリット

〇実務者研修終了後、3年の実務経験があれば介護福祉士の受験資格を得ることができます。

〇実務者研修のカリキュラムで、医療行為・喀痰吸引や経管管理の講習と演習をおこなっているので医療ケアができます。

〇訪問介護ステーションにて、サービス提供責任者になることができます。

まとめ

介護実務者研修は受講後、3年の実務経験が必要ですが、介護現場で学んだ経験を基礎からしっかり学べ、日頃のケアに活かせることができます。また、介護現場でも、より一層高度な知識と技術が身につきます。

介護福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

実務者研修取得の方法

介護の現場においてスキルアップするうえで、実務者研修をお考えの方も多いことでしょう。また将来、介護福祉士を目指す方にとっても実務者研修は、国家試験を受験するために必要な研修です。受講には決められた多くの時間や受講費用もかかることですが、実務者研修を修了する課程について、取得後のメリットや受講の流れについてみていきましょう。

■無資格からの実務者研修取得までの流れ

実務者研修の修了には、介護の現場で3年の実務経験を経て450時間の資格取得までのカリュキュラムの受講が決まっています。今までの現場で培った経験を生かして、より理論的な知識を身に着けて理解を深めるために介護技術や知識、また、客淡吸引や胃ろう管理の技能と実践や医療知識などを学び、仕事へのモチベーションを高めることもでき、本格的に介護を学ぶ研修となります。下記のカリキュラムは、無資格からの実務者研修の受講科目となります。

・人間の尊厳と自立=(5時間)
・社会の理解Ⅰ、Ⅱ=(35時間)
・介護の基本Ⅰ、Ⅱ=(30時間)
・コミュニケーション技術=(20時間)
・生活支援技術Ⅰ、Ⅱ=(50時間)
・介護過程Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ=(90時間)※Ⅲはスクーリング
・発達と老化の理解Ⅰ、Ⅱ=(30時間)
・認知症の理解Ⅰ、Ⅱ=(30時間)
・障害の理解Ⅰ、Ⅱ=(30時間)
・こころとからだのしくみⅠ、Ⅱ=(80時間)
・医療的ケア=(50時間)
※喀痰吸引・胃ろう・腸ろう管理は、講義とは別に、演習の修了が必要となります。

■保有資格によって受講時間が変わってきます

実務者研修は今現在、保有している資格の種類によっても研修時間が異なり免除となる、受講科目や時間も違ってきます。例えば、以下の資格保有者は、受講時間が短縮される。

・介護初任者研修修了者は、320時間の受講が必要
・ホームヘルパ―1級でしたら95時間の受講が必要
・介護職員基礎研修でしたら50時間の受講が必要

■まとめ

実務者研修取得の流れについて書いてきましたが、いかがでしょうか。介護現場で3年間の実務経験があれば、無資格からでも資格を取得できます。養成校への通学でも取得可能ですが、約6ヵ月の期間がかかることや費用がかかることも在り、ほとんどの方が働きながらの学ぶことが多いと思います。

実務者研修取得のメリットとして介護福祉士の受験資格を得ることのほかに、サービス提供責任者に就くことが出来る事と、喀痰吸引や胃ろう管理をすることが出来るのが介護現場での知識や技術が身に付くことで最大限活かせることではないでしょうか。

介護職として、就職・転職をお考えの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にご相談ください。

実務者研修免除のあれこれと最短取得方法

新しいキャリアパスとして平成28年度(平成29年1月)介護福祉士の国家試験から、受験資格として実務経験3年に加えて実務者研修の終了が義務付けられました。これまであったホームヘルパー1級や介護職員基礎研修は、平成25年度より実務者研修に統一されました。今回は、実務者研修の免除について解説してみましょう。

■実務者研修は、無資格からでも取得が可能

無資格から実務者研修を修了するためには、通信・通学コースで終了を目指すことが一般的ですが、450時間のカリュキュラムを修了した後、修了試験がありますが、試験を行うかは、各スクールによります。

■実務者研修は保有資格で免除時間が違う

450時間の講習時間が決まっていますが保有している資格で免除時間が変わってきます。

・介護初任者研修(旧・ホームヘルパ2級)=130時間免除(残り320時間受講)
・旧・ホームヘルパー1級=355時間免除(残り95時間の受講)
・介護職員基礎研修=400時間免除(残り50時間の受講)

■実務者研修を安く取得するには?

実務者研修を安く受講したいと思ったならハローワークを利用するとよいでしょう。その受講方法について紹介しましょう。(現在求職活動中の方に限定され受講料は、無料となります)

・ハローワークで求職の申し込みを行います。
・職業相談を受けて、実務者研修の訓練コースを選択します。
・申し込み書を提出した後には、面接試験を受けて合否が決まります。
・晴れて合格すると指定された養成校にて週5日間の授業があり期間は6ヵ月になります。

■介護福祉士実務者研修受講資金貸付制度を利用しょう

ハローワーク以外でも利用できる貸付金制度があります。社会福祉協議会が無利子で受講資金を貸し付けてくれる制度です。各都道府県によって基準や貸付金の額に(20万円~40万円)と違いはありますが利用するとよいでしょう。

■2年間介護業務に従事すれば返還が免除となる

そして、介護福祉士の資格取得後、県内で2年間介護の業務に従事した場合は、貸付金返還の免除申請手続きを行うことにより、返還が免除されます。(各都道府県によって違いあり)ただし一定の期間内に介護福祉士の国家試験に合格できなかった場合や、介護業務に就かなかったり、また県外で就職した場合などは免除にならず、貸付金を返還しなければいけません。

■まとめ

ここまで実務者研修の免除についてみてきましたが、最短で実務者研修を取得するためには、旧、ホームヘルパーなどの資格を保有していると履修科目が免除されることがお分かりになりましたでしょうか。実務者研修を修了していると喀痰吸引。胃ろう管理の取得講習なども受講でき、また、サービス提供責任者の仕事にも就くことが出来ますので、給料アップにもつながります。そして、何といっても介護福祉士の国家試験の受験資格を得ることができますので、上級資格のステップアップに向けて頑張っていただければ幸いです。

介護職として、就職・転職をお考えの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にご相談ください。

実務者研修と必要な受講期間

実務者研修は、医療機関や介護施設ではよく耳にする言葉だと思います。高齢化が進み、お年寄りや障害者が増えていく中で介護の必要性が重視されています。実務者研修は介護福祉士の資格取得に受講が義務化された研修です。今回は、実務研修の受講期間について調べて行きましょう。

■実務者研修受講形態と受講期間

介護職のキヤリアスタートなる、介護初任者研修は約1か月の受講期間で取得可能ですが、介護福祉士の受験資格取得に必要となる実務者研修は、約4~6ヶ月間受講しなければいけません。

■無資格で実務者研修を習得する際の期間と受講形態

実務者研修は介護関連の資格がなくても習得することが可能です。このため初任者研修の習得が必須なわけではありません。

【受講期間】
・全研修450時間・約6か月
【受講形態】
・受講科目:19科目(405時間)
・実技:受講(45時間)+実技(12~14時間程度)

初任者研修を修了している場合、実務者研修自体の受講期間を短縮することが可能ですが、それでもトータルでの受講期間は6ヶ月となります。

■法改正による実務者研修の受講期間の短縮

平成28年3月31日以前は保有している資格により、受講時間や受講期間は規定されていました。平成28年年度の法改正により平成28年4月1日以降、実務者研修の受講期間が次のように短縮されましたので、所持資格によって実務者研修の修了取得資格が変わっています。

・無資格:実務者研修の資格取得までの期間6ヶ月
・ホームヘルパー2級:実務者研修の資格取得までの期間最短4ヶ月
・介護職員初任者研修:実務者研修の資格取得までの期間最短4ヶ月
・ホームヘルパー1級:実務者研修の資格取得までの期間最短2ヶ月
・介護職員基礎研修:実務者研修の資格取得までの期間最短1ヶ月

■最短で取得可能な学習コース!

無資格者の実務者研修の受講終了までは450時間となっています。実務者研修の学校や養成施設での受講期間は次のようになっています。

①昼間コースが受講(7~8日)+実技(2~3日)で合計9~11日
②夜間コースでは倍の18~22日

学校や養成施設で最短で取得するには、受講と時間によって異なってきますので最短で取得するには、昼間コース受講するのが近道ですが、この場合仕事をしながら受講するのは難しくなります。

夜間コースであれば、日中働きながら受講することも可能ですが、どうしても1日当たりの受講時間が短くなるため、その分受講期間として考えた場合、どうしても昼間コースに比べ長くなってしまいます。

■まとめ

実務者研修は、高齢者や介護を必要とする人が増え、介護職の知識と技能向上、福祉サービス向上を目的に実務者研修の受講・終了を義務付けしています。

介護・看護・社会福祉士の就職、転職についてお考えの方は、ふくしごとジャーナルまでお気軽にご相談ください。

実務者研修の取得日数を短縮する道とは

実務者研修の受講取得は、介護福祉士を目指すうえで、避けては取れないものです。実務者研修を取得する方法は2通りあり、そのルートについて解説しましょう。

■介護職のキャリアスタート=初任者研修

受講カリキュラム130時間で取得可能、介護福祉士の受験資格にはならないので次のステップの実務者研修を取得してから初めて介護福祉士国家資格の受験資格が得られます。介護福祉士のキャリアパスにおいて実務者研修は、国家資格を受験するために必要です。

※医療的ケア(喀痰吸引・胃ろう管理)を受講するには、さら50時間の講習と実技が必要です。

■初任者研修のステップアップ、実務者研修を取得すると何ができるの

介護福祉士の受験資格が得られます。サービス提供責任者になることができます。喀痰吸引や胃ろう管理の医療行為ができます。(取得には、50時間の実技と講習が必要)

■無資格からでも実務者研修を最短で取得する近道とは

普通、お勧めの実務者研修へのステップをしていくルートは、無資格から介護初任者研修を受講したのちに実務者研修を受講するルートが一般的ですが、基本的に実務者研修を受講するための条件はありません。実は無資格や未経験者でも実務者研修を受講することは可能なのです。

資格を持っていない場合は450時間の講習を受講することで実務者研修の受講要件を満たすことができます。ちなみに初任研修を持っていれば320時間の受講となります。どちらのルートを選択するかは下記を参照してご検討ください。

①無資格 → 実務者研修(450時間のカリキュラム、約6ヶ月)
②無資格 → 初任者研修(130時間のカリキュラム、約1か月) → 実務者研修(320時間のカリキュラム。通学だと最短約4~6ヵ月・通信だと約1か月)

こうやって見ていくとわかりやすいですが、①でも②でも実務者研修を修了するまでにかかる時間は、どちらであっても実質トータル450時間で変わりませんが、実務者研修の修了を目的とした場合、実務者研修取得に集中して時間を費やす方が、結果として短期間で資格取得できるうえに、その先の介護福祉士の受験資格要件も早期に得られるわけですから、介護職でのキャリアアップスピードを考えた場合、最短のルートであるということができます。

■まとめ

無資格からでも直ぐに実務者研修を受講するルートと、初任者研修取得終了をへての実務者研修の資格取得するルートの2通りありますが、どちらを選ぶかは様々なケースがあり人それぞれでしょう。実際に現場で仕事をしていて長く介護の仕事に従事している場合や、まだ経験が浅いといったことを考慮してどのルートがいいのかよく検討して選択していくとよいでしょう。

神奈川県での医療や福祉関連の職探しや転職情報には「ふくしごと」をご利用ください。

実務者研修を受講するタイミングはあるの?

実務者研修を養成施設(学校)で終了する為には、保有する資格(旧ホームヘルパー)によって期間はことなります。実務者研修を修了する当面の目標として「介護福祉士」の国家試験を受験することだと思います。では、その為の実務者研修を修学するタイミングについて述べてみたいと思います。

■「介護福祉士」の国家試験は

「介護福祉士」の国家試験は、例年1月に行われています。平成28年の試験から実務者研修を養成施設(学校)の終了又は、修了予定者であること。また介護福祉の現場で実務経験が3年以上を経過していることで受験資格を有することができます。

■実務者研修を修了する期間は

未経験者から始めるには450時間の講習が必要で初任者研修を修了した方は、130時間の講習とそれぞれスク-リング期間が2~12日位の通学が必要となっています。修学にかかる期間は保有する資格によって1~6ヵ月位を要します。

以前の資格としてホームヘルパー2級の場合は初任者研修と同等にみなし、ホームヘルパー1級は一部の受講免除があります。これは、旧制度をキャリアパスによる制度の一本化によるもので、今後はわかりやすい制度とキャリアップにつながるでしょう。

■実務者研修を受講するタイミングを計算

実務者研修を修了する期間から逆算して12月には全て終えることが必須となるでしょう。
しかし、これはあくまで試験の日程から逆算した場合のタイミングです。確実に修了するとは限らないので、余裕をもって実務者研修を修了することをお勧めいたします。なぜならば、ご自身の体調や通学の際の交通機関の遅れなどでスクーリングが受けられなかったなど完ぺきな人間や環境が遂行できるとは限らないのですから。

また、早めに修了することで、修了見込みの場合には、「実務者研修修了見込証明書」と「実務者研修修了証明書」の両方の提出が必要になります。試験勉強に対しても余裕をもって対策することができるでしょう。

◎受験経験者からの意見として
介護福祉の関連の職場で4年目の1月に受験する方の意見としては、人それぞれで早めの修了を目指す方もいれば、受験ギリギリが緊張感を維持できるとの意見もあって、その人の試験勉強に対する向き合い方だと思います。

■まとめ

実務者研修を受講するタイミングに決まりはないようですが、早めに実務者研修の資格を修了することで気持ちの余裕と試験に対する準備を自分なりに調整することができるでしょう。早めに受講することで、実務経験にも役立てることができるのでお勧めしたいのです。

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実務者研修を受ける為の貸付制度を利用するには?

介護福祉の分野では、資格を習得する為の貸付金制度を用意しております。資格を取りたいけれど、差し当たっての入学や受講に際しての料金が必要な方には、便利な制度になっています。申し込みから返還について詳しく紹介していきましょう。

■介護福祉士実務者研修受講資金の貸付金制度

貸付金制度はそれぞれの都道府県の「福祉協議会」によって支援している制度になっています。これは、未来の介護福祉士(国家試験取得者)や介護福祉に従事するための資格である介護福祉士実務者研修を習得する為、受講料などを貸付る制度の事です。この制度は介護福祉に従事する人材を地方自治体で確保することと、資格に興味がある方に入り口を広げた制度と言えるでしょう。それぞれの都道府県で条件をクリアすることによって全額の免除や、場合によっては一部を減額することができます。

■貸付対象者について(東京都社会福祉協議会を参考)

実務者研修の養成施設・学校の在学生であり、卒業後には都内で介護福祉の仕事に従事することが前提であること。都内に在住者、都内の養成施設で在学中である、都内の介護事業関連に勤務中である、学生(実務者研修施設)となった前年に東京都の住民であって実務者研修施設の通学の為に東京都以外への転居をした等々、いずれかを満たす方で、貸付制度の申し込み前日までに、介護福祉国家試験の受験条件となる介護の実務経験が3年以上を満たす方となっています。

■貸付内容、返還の条件

貸付金額=20万円以内です。 貸付の期間=実務者研修の養成施設・学校の修学期間
◎返還および返還免除=学校卒業後に都内において介護福祉士としての登録をして、都内の介護福祉関係の業務に2年間の継続勤務を行うことによって貸付金制度の「返還が免除」されます。「返還」の場合は、「返還が免除」を満たさなかった時に全額が返還の対象となります。

◎返還の期間および方法
実務者研修の養成施設・学校の卒業後の8ヵ月以内に返還してもらいます。方法は、月賦払いや半年の均等割り払いとなります。

◎申し込み方法について
実務者研修の養成施設・学校の在学中に、学校を通じての申し込みとなります。添付書類として実務者研修の養成施設・学校の推薦状を東京都社会福祉協議会に送付して下さい。
申し込み書類は東京都社会福祉協議会のホームページからダウンロードするか学校によっては備え付けてあるようです。書類の様式や記入例などは、ホームページにて閲覧できますので参考にして下さい。

■介護福祉士・社会福祉士修学貸付金制度もある

実務者研修の先にあるのが国家資格である「介護福祉士」や「社会福祉士」の試験をめざすことになるでしょう。月額3万円~5万円を貸付ます。また入学準備金20万円や就職準備金や生活費などの加算金も貸し出しする場合もあります。条件としては、5年間の介護職に従事するなど、条件としては厳しめになっています。(神奈川県参照)

■まとめ

実務者研修を受ける為の貸付制度は、介護福祉に将来勤務される方にとっては、至れり尽くせりの制度といえるのではないでしょうか。資格を習得したうえで、貸付金まで免除されるのですから将来の介護福祉を目指すかたは是非に利用すると良いでしょう。

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