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8月 2019 - ふくしごとジャーナル

よく読まれている記事

2019年 8月 の投稿一覧

社会福祉士の行動規範とは?

社会福祉士にとって望ましい行動や規範とはどのようなものでしょうか。社会福祉士が相談援助をする際に、守るべきことや注意する点などを見ていきましょう。

行動規範とは

「行動規範」とは、ある対応についてどのように行動しその言動が適切かどうか、また反対にそのような言動や行動はすべきでないことなどの基準となります。       

社会福祉士の行動規範について倫理綱領できめられた基準をもとに社会福祉士が相談援助を行う際、実践していく行動や考え方の基準となります。

利用者に対する倫理綱領

①相談者との専門援助関係について明確にして説明しなければいけません。

②専門的援助をするうえで、利用者を尊重して信頼関係を築きながら、相談者側に立ってサービスをおこなうことを説明してパートナシップを大事にする。

③相談者の不利益にならないように十分配慮し本人に不利益になることを説明しなければいけない。

④何らかの理由で援助が難しくなった場合、できるだけ円滑に援助が継続できるように最大限の努力をしなければいけない。

⑤利用者に十分関心を寄せて相談者の立場を尊重して相談者が安心できる援助をおこなう。

⑥相談者を批難したり決めつけたりせず相談者の意思を尊重して時には、励まし支えながら援助活動をおこなう。

⑦相談者の権利を説明し明らかにしたうえで相談援助をおこなわなければいけない。

⑧相談者が必要な情報をよく説明して理解し納得しているかを確認しなえればいけない。

⑨相談援助をしたうえで本人が自分で明確な目標設定ができるように援助しなければいけない。

⑩相談者が自立していけるような援助のために必要な地域や公共施設などの社会資源を探し活用に努めなければいけない。

⑪相談者のプライバシーには十分配慮して個人情報を取集する際には、本人の了解を得なければいけない。

⑫相談者が本人の記録について閲覧を希望した際は、特別な理由が無ければそれを拒否してはならない。

社会・現場での倫理綱領

①社会福祉士は相談援助の専門職として常にその専門知識を深め、相談者業務で知り得た秘密に関しては慎重に取り扱わなければいけない。

②変わっていく福祉の制度や法律についての知識を常に学ぶために情報収集をおこたらない。

③医療・福祉・介護などの関係機関との連絡・調整をおこなうため連携し協労する役割りを果たさなければいけない。

④社会福祉士は常に新しい情報や知識を習得するために、各種研修・講習会・勉強会などに参加して自己啓発に努めなければいけなません。

まとめ

社会福祉士にはいろいろな行動規範がありますが、それらは社会福祉士だけでなくすべての医療・福祉・介護職に共通したことだと思います。専門職の社会福祉士にとって相談援助において大事なことは、相談者に寄り添い相手の立場に立って相談者が自立に向けた援助方法を一緒に考えていくことだと思います。

社会福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

保健師実習のメリット

保健師を目指している大学生にとって、教科書で学ぶカリキュラムは看護師の過程を含めてさまざまですが、実習では現場において座学とは違った臨地実習などを学びます。
今回は、保健師が実習でおこなう目的や内容・メリットについて考察してみました。

保健師とは?

保健師は地域の人々の病気や心身の健康予防を目的に、健康診断を通して病気の早期発見をして健康な状態を維持するために相談・指導をおこないます。

保健師になるためにはどうすればいいの?

保健師になるためには、まず看護師の国家資格に合格する必要があります。看護学校の養成校ですと看護師の資格を取得した後、1年間の保健師の養成校で学ぶことで保健師の国家資格の受験資格を得ることができます。また、保健師養成課程の4年制大学ですと卒業と同時に看護師の受験をしたのち合格した後、保健師国家資格に合格することで保健師となることが可能となります。

実習の流れ

看護師の実習先は基本的に病院が多いのですが、保健師の場合の実習先は、ほとんどが保健所や保健センターでおこなわれることが多く、それは保健師の仕事が地域での予防看護や地域住民の健康相談や指導を主におこなうからです。

保健所での実習では、住民健診や住民の「医療・健康相談」や「母子保健・乳幼児生育相談・自宅で介護を受けている高齢者」などの地域住民のお宅を直接訪問します。住民宅を訪問して生活の様子を見ることにより、困っていることの相談を聞いて、その人が困っていることを一緒に解決するために適切な相談指導をおこないます。

実習のメリット

① 学校での座学では学べない実践的なことが得られます。
② 座学で学んだ知識が実践的な実習を通して理解できるようになります。
③ 保健師という仕事の内容がより詳しく理解できるようになります。
④ 実習中に疑問があれば直ぐに聞くことでより理解できるようになります。
⑤ 実習で地域の住民と関わることでコミュニケーション能力が身につきます。
⑥ 実習をすることで他の実習生と関りができ就職した際、情報交換ができるようになります。
⑦ 実習をすることにより将来の就職先を明確に決める「きっかけ」となります。
⑧ 実習をすることにより保健師になるためのモチベーションにつながります。

まとめ

保健師の実習は普段学んでいる学校とは違った、慣れない環境で緊張したりすることもありますが、臨地実習を通して地域住民の現状を見たり聞いたり困っていることに対応し、今後の相談・指導の手法につながりとても重要な機会となるでしょう。

保健師としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

保健師として能力を活かせる人の特徴とは?

保健師は縁の下の力持ちとして、地域住民の心身の健康を支え保健指導やカウンセリングをおこない、さまざまな年代の方と話すことや人の話を聞いて、健康予防に努めるのが主な仕事です。今回は、保健師に向いている人や必要な能力を活かせる人の特徴について考えてみましょう。

【特徴1】コミュニケーション能力
相手の心を開かせるコミュニケーション力や人に言いにくい悩みを抱える人に向き合い、相手の話を丁寧に聞くための傾聴する心構えも大切になります。相談業務では、相手の悩みや不安について一緒に考え支援できるようにアドバイスや指導をしていくことも大切です。

【特徴2】明るくほがらかな人柄
さまざまな人(赤ちゃんから高齢者まで)と分け隔てなく、日々誰とでも元気いっぱいに接することができる明るい性格が求められます。

【特徴3】子供好きな人
乳幼児の検診(発達相談)などの機会が多く、常日頃小さい子供と触れ合うことが仕事になります。子供の緊張を解いてあげるため、笑顔で接すれば親子も安心することができます。

【特徴4】自分も健康であること
保健師を目指すためには健康指導をする立場として、規則正しい生活をして自分の健康面にも気を配ることが相談相手の支援や良いアドバイスにつながります。

【特徴5】観察力
乳幼児や高齢者の家庭訪問では、意思の疎通が難しい場合には、保健師は些細な変化や違和感に気づき早期に異常を発見してあげることが非常に重要です。

【特徴6】粘り強さと忍耐力
変化がすぐにみえないものが保健師の仕事には多く、日々の予防医療の活動で地域を回り自宅訪問などをすることで、まとめたさまざまな病気や感染症などのデータを活用して地域の病気の予防につなげることができます。

また、保健予防や維持・増進といった分野は効果が表れるまで時間がかかるため、粘り強く毎日の業務に取り組むことが重要です。

【特徴7】課題の発見と支援
地域で暮らす人の抱える課題や問題点を、保健師が自ら見つけて課題解決や支援に向けた方法を考えて知恵を尽くすことができれば、保健師に向いています。

まとめ

保健師は予防医療のプロフェッショナルとして、今後もなくてはならない職種です。地域の乳幼児から高齢者の支援をおこなうためには、コミュニケーション能力を始め地域との連携や医療・福祉・介護その他の関係機関との連絡・調性能力など、さまざまな能力が求められます。保健師の仕事をして結果がすぐにみえなくても、職務に誇りとやりがいを持ち続けることが保健師を続けるために非常に大切な要素になります。

保健師としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

言語聴覚士の資格取得の勉強時間は? ~効果的に実行しよう~

言語聴覚士の資格取得に、どれだけの勉強時間が必要なのかという質問が多いのですが、必要な勉強はやりすぎる事というのはないのです。ただし、だからといって無理をする事も、おすすめは出来ません。では、どのくらいの勉強時間が必要なのでしょうか。

勉強時間に対する考え方

実際の4年生の受験生の勉強時間を見て見ると、休日のみの学習時間における平均の学習時間は、10時間という人がいました。

4年制専門学校は長い期間で設定しているので、専門知識や技術に時間をかけて学んで行くため、実習経験での接し方などのスキルを学ぶ事になります。2年生や3年生の専門学生に比べると、経験による違いで実践的な活動を多く学ぶ事が可能です。

4年生では大学を卒業した人(学士)と同等の学力を有するので、「高度専門士の称号」を授業の単位や試験によって得る事が可能です。3年制度の専門学生の場合は、「専門士の称号」のみの取得となっています。勿論、国家試験の勉強の為には参考書や過去問題を多く学ぶ事が合格の近道となるわけです。

言語聴覚士の受験資格

言語聴覚士の資格取得には、文部科学大臣が指定する3~4年制の大学で専門のカリキュラムを学んで受験資格を得る事や、都道府県知事指定の専修学校で学んで受験資格を得る事です。

2年制度の場合は大学卒が前提条件になっていますので、3~4年制の専門学校で高卒から学ぶ方が早く受験資格を得る事が出来ます。

勉強時間を気にするより自分自身を知る事

勉強時間についていろいろな意見を見ましたが、人によってそれぞれです。自分自身の能力を見極めて、必要な事に時間をかける事が効果的です。

また、無理して長く続ける事や睡眠時間を削っても、身につかなければ無意味になります。現役で合格した先輩がいれば、試験内容の傾向などを参考にして、過去問題を確実にこなして行く事が重要になります。時には気分転換を図る事も重要です。

脳の一日の状態を把握する

〇朝は脳が効率的
脳や体の働きを知り、自分の一日の状態を知る事で、試験勉強や効率の良い勉強時間が見えてきます。朝の起床後の約3時間は、脳が最も効率的に働いてくれる時間帯です。朝の脳は鮮明な状態になっているので、思考力や集中力を発揮しやすくなっています。

〇午後は眠くなりやすい時間帯
昼食を取ると、消化の働きの為に血液が胃に集中するので、脳への血液が行きにくくなってしまうので、眠気を誘う原因になります。午後は眠くなりやすい時間帯が、14時から17時といわれています。ただし、午後はやる気が出やすい時間帯でもあるので、食事の量には気を付けて眠くならない工夫が必要です。

〇疲れてきた時のひらめき
午後の時間帯は、疲れが出るので勉強の大敵になりそうですが、クリエイティブな発想に向いています。疲れた時間帯の方が、創造性を刺激します。夕食前の空腹の時間帯は、脳が働きやすくなるので、効率的な勉強に向いています。

〇夜の記憶タイム
夜寝る前の脳は、多くの情報を処理する事が出来ていません。このような場合は、学習するよりも、記憶する事に努めた方が良いといわれています。寝る前に記憶の反復練習をするとよいでしょう。

まとめ

言語聴覚士の資格取得に限らずに1日の勉強時間は、自分の体調と脳の働きを考えて効果的に勉強できる時間帯や学習時間を決める事にあります。脳が働かない夜間帯などに学習するよりも、しっかりと睡眠を取って朝方の学習に集中する方が効果的といえます。

言語聴覚士として活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

理学療法士が運動学実習について実践から学ぶ

「運動学」は理学療法士や作業療法士を目指す為に必要な専門基礎分野なので、十分な理解が必要になってきます。今回は、理学療法士が運動学実習について実践から学ぶ事について紹介しましょう。

運動学とは何でしょう

物体の運動のみを記述する方法を論ずる事にことにより、学問の分野として「運動学」を学びます。関節ごとに構造を理解していく上で、筋や靱帯の動きや関節包や関節構造が関節運動をどのように制御しているかを学んでいきます。

運動学的知見を、研究結果に裏付けられる事で実践によって学んでいく事になるのです。
また、「解剖学」は理学療法士や作業療法士だけでなく、すべての医療職にとって必要な基礎科目になっています。身体の動きを理解する「運動学」はそれを参考にして、専門性を高める事で必要不可欠な授業なのです。

各関節の制御機構や関節にかかるストレスの関係性や、関節の動的制御を担う筋の役割について学ぶには、歩行分析や姿勢分析など多くの研究成果から導き出される為に、実習におけるたくさんのデータを記録する事で「運動学」における、患者に対しての評価や治療につながっていくものです。

「運動学」のなかでも各関節の知識は重要な項目なので、セラピストにとっては欠かせないのです。各関節の構造を知る事で、受動的制御を学んだり能動的制御を学んだりします。

関節の「運動学」と機能障害に関する豊富な知識によって、理学療法や作業療法の基盤を築いていく事になるのです。

実習から学ぶ事

運動学実習では、「動作分析」や「呼吸の状態」と「代謝の様子」を実践していき、記録して評価を行い治療法について考えていきます。「バランス」や「歩行」と「ダンベルを使った動き」などのデータを取っていきます。

「姿勢制御のグループ」による実験では、三角形の機器を使用して前後左右による体重の移動で、どの様に変化するのかを調べて行きます。細い板の上に乗る事で、バランスを取る測定を行います。目を開けた状態や目を閉じた状態での測定を、乗る板の幅を変化させる事など、いろいろな状況での情報を記録していきます。

「歩行分析のグループ」では専用のマーカーを人体に装着することで、三次元動作解析装置がパソコンにより解析を行う事で、データを取得していきます。歩行時の身体の動きが、動作解析をしていきます。歩行条件を間接の角度を変えたり、歩行スピードを変えたりして計測していきます。

「筋電図のグループ」は、体の正確な位置に機器を取り付けて行く事で、正確なデータを取得します。ここでは「運動学」だけではなく、「解剖学」による知識も必要となります。筋肉の名称による役割や特定する位置関係を把握する事です。

実験にはダンベルを使用します。ダンベルを持った状態で角度を変えて行き、筋肉の状態を測定して行くのです。

まとめ

「運動学」の実践には、基礎学習である「解剖学」や「生理学」が知識として関わってきますので、実践学習には必要不可欠な学問なのです。「運動学」の記録を取る事で、患者の理療につながって行く重要な学習となっています。基礎となる学問を学ぶ事で、専門的な知識を蓄積できるのです。

理学療法士として活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

理学療法士の物理療法について

病気や事故などで身体に障がいや不自由を抱えたとき、また高齢になり身体機能が低下したとき、リハビリテーションでお世話になるのが「理学療法士」の資格を持つ専門職です。「理学療法士」は運動療法と物理療法で身体能力の向上を図っていきます。その中の物理療法について説明していきたいと思います。

物理療法とは?

「理学療法」ともいい、物理的なエネルギーを利用する医療で、その方法には「光線療法、温熱療法、水治療法、電気療法、超短波療法、気候療法」などがあります。それぞれどういった治療法なのか?何に効くのか?を説明していきたいと思います。

光線療法

太陽光線や人工的な光線(赤外線、紫外線)を身体の外から照射して、行う治療法です。皮膚病や佝僂病(くるびょう)などに有効です。「赤外線療法」は凍瘡や凍傷に効果があり、「紫外線療法」は乾癬、尋常性白斑などに効果があります。

温熱療法

患部を温め新陳代謝を促し老廃物を除去し、血流やリンパの流れを良くする治療法です。血流が増えることで、細胞が弛緩し痛みが和らぐ効果があります。また、がん細胞が熱に弱いことから、がんの治療法としても近年注目を集めています。

水治療法

冷水・温水・蒸気の刺激を利用する治療法です。温水を使う「温熱療法」、冷水を使う「寒冷療法」などがあります。また、水の浮力を利用する水中訓練なども「水治療法」に含まれます。一般的な全身浴、半身浴、足浴などは神経痛、精神障害などの治療に有効です。

電気療法

電気を利用する治療法で、熱や振動などを利用します。低周波電流を用いるものは、末梢神経性麻痺、末梢循環障害などに効果があります。温浴と併用される水電気浴は、電極の陽極は刺激状態の神経を鎮静化させ、陰極は麻痺部の興奮性を高めます。神経痛、筋肉痛、神経麻痺などに効果があります。

超短波療法

超短波を患部に照射して、発生する温熱によって治療する方法です。神経疾患、関節炎などに効果があります。

気候療法

気候の良い所に転地して病気の治療や病後の保養などをする療法です。高山気候は貧血、肺結核などに効果があり、海岸気候はアレルギー性疾患、リウマチ性疾患、佝僂病(くるびょう)などに効果があります。

まとめ

理学療法士は医師の指示のもとに、それぞれの患者さんの状態を観て、学んできた技術や知識を総動員して、運動療法や物理療法といったメニューを組み、一人一人に合ったリハビリテーションを行います。それは、決して業務だからではなく、常に想っているからです。
患者さんがその人らしく生きるためにと。

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介護福祉士の数はそもそも絶対数が足りません!

介護福祉士は国家資格です。そしてかなりの人材不足に見舞われている業界ですので、求職者にとっては良い条件が得やすいとは言えますが、介護業界自体の環境はどうなのでしょうか。

介護業界の現状

介護業界は非常に離職率の高い業界と言われ続けてきましたが、最近の傾向としては改善されつつあるようです。少し古くなりますが、平成25年度の厚生労働省の調べによりますと、離職率は産業系の離職率よりも若干、介護職の離職率が高いといった程度までには回復してきているようです。

雇用条件も少しずつではありますが、良くなる傾向ではあるようです。これはやはり需要と供給といった場面において、圧倒的に供給不足ということが大きな要素です。団塊の世代と呼ばれる人々が全員75歳に到達する2025年には、何人の介護職員が必要かを厚生労働省が試算したところ、必要人数は245万人弱で、この人数を2025年に満たすには、毎年6万人強の人材を確保していかないと届かない数値であると発表しております。
これが介護業界の現状です。

介護業界の離職率が減少傾向にあるか

どの様な職場にも、離職するには理由があります。それでは、介護職の離職理由は何なのでしょうか。調査の結果一番多かった理由は、仕事がきついとか労働条件が悪いといったものより、圧倒的に多かった答えは、「その事業所の経営理念や、運営の在り方が自分の価値観とは違う」というのでした。

介護職の現場では常に、利用者のニーズと事業所の効率化といったものの間で、職員が戸惑う事が多いようです。そこに事業所と勤務者の間に「いかに利用者の為には何をすれば良いか」といった事に対する問題の捉え方が違ってくると、勤務者には大きな違和感となって、その職場に魅力もやりがいも感じる事が出来なくなり、離職するといった事になるようです。

介護業界に就職する際の注意点

一番には自分に合った事業所を探し出す事、難しいですが、これこそ一番重要な事だと思います。
介護職とは非常にやりがいのある仕事です。介護と聞けば、すぐに老人のおむつを替えたり、お風呂に入れたりと考える方は多いと思いますが、最も大きな仕事は利用者の自立支援こそが重要な仕事です。出来る事は自分でする、そういった事を一つでも多く与えることこそ介護職の大きな目標です。利用者もそういった事の積み重ねで、生きがいや活力を取り戻せるのです。

介護職を目指す方は、殆どの方がそういった所に魅力ややりがいを感じて職を選んだ筈です。しかし、その理念や決心にそぐわない事業所に、就職してしまった方は離職していくしか無いのだと思います。

まとめ

介護職はまだまだ問題も多く抱えており法整備も遅れているのが現状ですが、少し先の日本を見れば、最も必要な分野の一つである事は誰しも異論の無い所でしょう。せっかくの志と情熱をもった人々に、必要な支援と法的な整備などが待たれるところではありますが、そういう人たちが一人でも多くこの業界に増えていただけるのが待たれます。

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介護福祉士の特定処遇改善加算の要件

2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられますが、これに伴いその消費税増収の財源をもとに、「特定処遇改善加算」が創設されました。そこで、特定処遇改善加算とはどのようなものでしょうか?その新たに創設される加算について考察してみました。

特定処遇改善加算とは

消費税増税から1,000億円が公費から充てられて、「特定処遇加改善算」が創設されました。それに伴い、離職率の高い介護の現場で公費を使い、人材不足を解消しようと改善するための取り組です。

特定処遇改善加算の内容

①月額8万円以上の「特定処遇改善加算費」は、事業所単位に1人以上必要です。
②「勤続10年」でなくても、各事業所で柔軟に対応して決めてよいことになります。
③各事業所に勤続10年の介護福祉士がいなくても、リーダー的役割などの要件を満たせば「特定処遇改善加算」を柔軟に対応できるようになりました。
④「特定処遇改善加算」の請求については、都道府県知事や市町村長などに対して「処遇改善計画書」を提出する必要があります。

※事業所によっては、「特定処遇改善加算」の要件は「勤続10年」「介護福祉士」がいない場合でも、技能や経験などの一定の要件を満たしていれば申請できるよう、緩和措置が設けられています。

勤続10年の考え方

基本的には10年の介護現場での技能や経験を蓄えた介護福祉士とは、介護の現場で介護福祉士の資格を保有していて、10年以上の実務経験があることが条件です。ですが、上記で説明した通り、必ずしも「10年の実務経験の介護福祉士」ではない場合もあり「特定処遇改善加算」の決定は事業所裁量となっています。

勤続10年とは、1事業所だけでなくても加算が申請できる

1つの事業所だけでなく、数か所の介護事業所を回った経験がある介護士などが、指導ができリーダー的な役割を担ってきた場合も、10年の実務経験を満たしていることにより「特定処遇改善加算」の対象となります。

特定処遇改善加算と年収の目安

事業所側の裁量において、介護福祉士の国家資格を保有していて、現場での技能や知識がありリーダー的役割を担うことができる者に対して、給料に月額8万円が「特定価処遇改善加算」としてついて、年収も全産業の平均値である440万円なるように引き上げて、同水準にすることを目的としています。(役職者は除く)

まとめ

現在の介護業界の人材不足は深刻です。国はあらゆる施策を実行して、人材不足の解消に取り組んでいますが、「特定処遇改善加算」の対象者は事業所から1人以上と限られた人材のみが給料アップにつながります。今回の「特例処遇改善加算」もその一手ですが、介護業界全体の賃金の底上げも視野に入れた、介護職全体のモチベーションアップにつながる政策が望まれることでしょう。

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社会福祉士の合格者数は? ~国家試験の難易度!~

「社会福祉士」は、福祉に関する専門的な知識と技術を備えた人材として、「身体・精神・経済的」に、ハンディキャップのある人達からの相談や日常生活の支援と解決が主な仕事です。今回は、「社会福祉士」について調べていきましょう。

社会福祉士になるには

福祉、医療サービス提供において「身体、精神、環境」で日常生活に支障のある方へ助言や指導相談員として支援出来る仕事をするには、社会福祉士の国家試験に合格する必要があり、「社会福祉士」と名乗るには社会福祉士国家資格を取得しなければなれません。

社会福祉士の受験資格

社会福祉士の試験を受験する資格は

・4年制の大学で指定科目を修めて卒業した人
・2年制又は3年制の学校で指定科目を修めた後、指定施設で2年又は1年以上相談援助の業
 務に従事した人
・社会福祉士短期養成施設6カ月以上を卒業、修了した人
・社会福祉士一般養成施設1年以上を卒業、修了した人

が受験資格を持つ事が出来ます。

社会福祉士の試験内容

福祉士国家試験の試験内容は

・人体の構造と機能および疾病
・心理学理論と心理的支援
・社会理論と社会システム
・現代社会と福祉
・地域福祉の理論と方法
・福祉行財政と福祉計画
・社会保障
・障害者に対する支援と障害者自立支援制度(障害者や高齢者支援に関わる法制度)
・低所得者に対する支援と生活保護制度(生活保護、ホームレス対策)
・保健医療サービス(医療保険制度の概要、診療報酬制度)
・権利擁護と成年後見制度(憲法、民法、行政法の概要と実際)
・社会調査の基礎(社会調査や統計に関する手法、活用方法)
・相談援助の基盤と専門職
・相談援助の理論と方法
・福祉サービスの組織と経営(福祉サービス提供組織の経営方法)
・高齢者に対する支援と介護保険制度(介護予防、ケア)
・児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(児童や家庭の諸問題と社会福祉士の関わりについて)
・就労支援サービス(雇用動向や政策、就労支援の実際)、更生保護制度(更正保護制度、医療観察制度と社会福祉士の関わり)

試験時間が午前中2時間15分・午後1時間45分となり、試験問題数は150問です。以上の18科目から構成されています。

社会福祉士国家試験の受験者数と合格率

過去10年の年度別受験者数と合格率は

20年度 46,099人 29.1%
21年度 43,631人 27.5%
22年度 43,568人 28.1%
23年度 42,882人 26.3%
24年度 42,841人 18.8%
25年度 45,578人 27.5%
26年度 45,187人 27.0%
27年度 44,764人 26.2%
28年度 45,849人 25.8%
29年度 43,937人 30.2%

社会福祉士国家試験の受験者数を、42,000人~45,000人前後で変遷しています。平成29年度の受験者数は、前年より若干減少の43,937人となっています。

平成29年度社会福祉士国家試験合格者数

合格率男女比率

男女別合格者数は「男性4,220人、女性7,608人」で、比率にすると「男性35.7%、女性64.3%」となっています。

受験資格別合格者数

受験資格別の合格者数は、福祉系大学等卒業者が6,710人、養成施設卒業者は5,118人となっています。

年齢別合格者数

年齢別合格者数は、30歳以下が5,607人で最も多く、続いて41歳〜50歳の2,150人となっています。31歳〜40歳では2,393人、51歳〜60歳では1,309人、61歳以上では369人です。

まとめ

「社会福祉士」は、将来性の高い資格で福祉に関する専門的な人材として、活動分野は年々広く期待されています。注目が高まると、試験合格の難易度が今後高まることが考えられます。第29回社会福祉士国家試験では受験者数が43,937人、合格者数11,828人、合格率30.2%の結果です。受験者数に対して、合格者数は半分以下と合格率が低く相当な難易度だと思われます。

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言語聴覚士になるために~臨床実習の前に用意することとは?~

一般的に病院や施設を訪問し実践的な技術を身に着ける、「言語聴覚士」を志す上で不可欠となるのが臨床実習です。実習に対しての目標や事前に用意することなどを調べていきたいと思います。

臨床実習の心構え

言語聴覚士の臨床実習への共通認識として、目的を把握することで事前の心構えとなり、重要になっています。医療や福祉施設での言語聴覚士が、実際に活躍をすることで専門家としての知識や技術を学修することが、臨床実習の目的になるわけです。技術を身につけていく実践的かつ、貴重な時間になるわけです。

臨床実習で学ぶ

患者さんの病歴や障がい歴を調べて記入、観察内容を適切な表現で記録することや、検査結果の解釈、患者さんの評価を報告であったり、評価に基づいた治療方法を考える、患者さんにあった訓練を適切に実施するなどを学んでいきます。

予習は忘れずに事前におこなう

実習中に、今まで座学だけでは体験したことがない実践的な内容などを、臨床実習では学修することができます。そのため、想定外の出来事に柔軟な対応をして、冷静に指導者に質問をする必要があります。事前の予習が大事で学修してきたことは、基礎知識となりかならず役に立ちます。予習などをして臨床実習に関わっていくことが、望ましいのです。

臨床実習内容3種類とは?

基本の臨床実習には3種類あり、「見学」・「評価」・「総合」の3項目になります。

「見学実習」

言語聴覚士と関連職種の職務の様子などを、実際の病院や福祉施設などで見学します。基本的な姿勢を、現場の雰囲気を実際に体験し身につける事が目的となっています。

「評価実習」

言語聴覚療法評価や検査、検査結果分析などを実際の患者さんに対して実施し、訓練計画の作成を行います。

「総合実習」

患者に対しての接し方や基本姿勢、言語聴覚療法評価と検査、結果分析、訓練計画の構想と実施、ケースレポート作成などの総合的な実習になります。また、言語聴覚士としての実践的な技術を、関連する職種との連携を経験することにより身に着けます。

まとめ

臨床実習は言語聴覚士になるためには不可欠となり、座学だけでは学修できない実践的な技術を将来に役立てられるよう身に着けましょう。

言語聴覚士としての技術を活かせる場をお探しの際には、お気軽にふくしごとジャーナルまでお問い合わせください。