Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/fukushigoto/www/wp2/media/wp-includes/post-template.php on line 284
3月 2019 - ふくしごとジャーナル

よく読まれている記事

2019年 3月 の投稿一覧

理学療法士の必要性 ~今後についての考察~

理学療法士の現状はどうなっているのでしょうか?よく世間では「もう飽和状態になっている」との声が聞こえますが、これから理学療法士を目指す人にはとっては気になることだと思います。では実際のところ本当にそうなのか、現在の状況と今後の見通しについて解説してみましょう。

■現状はどうなっている?

2000年頃には、理学療法士の登録者数は約100名と就職先は、供給が需要に追い付かないほどでしたが2017年の理学療法士の登約録者数は、9万人を超えており毎年9,000人~10,000人増加していますので現在では約10万人と推測されます。

理学療法士が働く職場は80%、医療機関であり病院や診療所などです。その他は、介護分野の介護老人保健施設や通所介護・通所リハビリテーションや教育機関や行政機関でなどで働いています。

■医療機関は、就職が難しい

医療機関が人気なのは、介護分野などより給料面で高いことです。しかし医療分野は、人気が高いため就職や転職の場合、競争率も高く、なかなか就職できない現状があるといえるでしょう。

一方で介護分野は、高齢者が増加傾向にありニーズも高まっています。医療分野以外でしたら介護分野はまだまだ需要が高い状況ですので、全体的にみて必ずしも飽和状態とはいえず、就職先は、まだまだ供給があるといえます。

さらに言えば、今後高齢者は益々増えていくことが考えられていますので就職先は、増えていく一方だと考えられます。

■地域に密着した理学療法士

介護施設や在宅での地域に密着した理学療法士の役割は、重要といえます。リハビリのみならず、医師の指示のもとや看護師などとの連携をしながら、終末期においての緩和ケアなども大事な役割を果たしていくことでしょう。

■今後は、理学療法士の職場は介護分野が多くなる

理学療法士の就職先は、以前に比べて、医療分野から介護分野へシフトしています。高齢化の増加で今後もさらに理学療法士が、介護施設やその他の事業所で活躍することは、多くなることでしょう。

■まとめ

今後、理学療法士は、介護分野で需要が大幅に増えると考えられます。在宅では、地域との関りも大切になってくることでしょう。

施設においては、介護老人健康保険施設や訪問リハビリテーション・通所リハビリテーションで行う、「予防リハビリテーション」行うことで住み慣れた自宅や地域で健康で要介護者にならないようにするための役割が期待されています。仕事を選ばなければまだまだ理学療法士の就職先や必要性もたくさんあるといえるでしょう。

理学療法士の資格を持ち、活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

社会福祉士の仕事から知る「適正」と「適性」

社会福祉の適正とは、どのようなことなのでしょうか?今回は社会福祉士の適正と仕事について解説していきましょう。

■適正と適性の違い

よく間違われやすい「適正」と「適性」ですが、同じ意味と混同して使っている方も多いのではないでしょうか?では二つの言葉の意味について、皆さんは理解されていますか?

前者の「適正」とは「的確に正しいこと」。例えば「適正な価格」「適正な理由」「適正な運用方法」などに使われます。

一方、後者の「適性」は、あることに対して適しているか、その人の性質や性格や能力を意味し「適性」とは、職業の適性検査や運転免許更新時などに行う、適性検査を行うときに使います。

■社会福祉士は福祉全般の相談役

高齢化が進み複雑多様化する現代において、ストレス社会ともいわれて久しくありませんが、デフレ経済が原因で障害者(特にうつ病)や、生活困窮者が増加してきています。また、超高齢化をむかえた日本は、年々高齢者が増加してきている現状です。そのような生活弱者の相談役として、活躍しているのが社会福祉士なのです。

■社会福祉士の仕事

社会福祉士は、高齢者介護施設・障がい施設・児童福祉士施設などの、児童から高齢者を対象とした職場で働いています。また、市町村役場や保健所・保健センターなどでは、病気や障害者・生活困窮者に対して、生活環境の改善のための相談・助言・指導や生活保護などの相談支援を行っています。

最近では、高齢者の増加で介護サービスを利用する利用者からの在宅で、自立した生活が送れるように生活援助の相談を受けたり、必要に応じて医療機関やケアマネなどの関係機関との連携調整役も担うこともあります。

■社会福祉士の適性について

「適性」とは、ずばり、社会福祉士について向いているかどうかです。向いている人の特徴や性格などを書いてみました。

◎特徴1・・・社会福祉士は、相談を聞く仕事ですので人の話を聞くのが上手で的確な助言や指導ができる。

◎特徴2・・・相談相手の話をよく聞いて、相手の気持ちになって、一緒に解決できるように支援する。

◎特徴3・・・相談の内容を聞いて解決できるように、各関係機関との連携を取る。

◎特徴4・・・相談の対象者や内容は、一人一人いろいろな悩みや相談であるため、いろいろなケースを想定して常に学ぶことが大事。

◎特徴5
最新の情報・知識・相談技術を習得するために、講習会などにも積極的に参加する。

■社会福祉士の適正=的確に正しいこととは?

社会福祉士の「適正」とは、福祉全般の高度な専門知識を駆使して、相談援助をする際にその人の問題点を的確に把握し、助言また必要なときには各機関と連携を取って、その人がより良い生活が送れるような支援に繋げることです。

■まとめ

社会福祉士が業務を行うためには、豊富な経験と高度な知識が必要になってきます。経験や知識は、長年仕事をすることで身についていくことでしょう。社会福祉士は、これからより必要な職種となっていくことでしょう。

社会福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

言語聴覚士を目指したきっかけ~人に喜ばれる仕事がしたかった~

あなたは、言語聴覚士という職種をご存じでしょか?まだ耳あたらしい名称で、よく知られているメジャーな理学療法士や作業療法士とくらべて、まだ全体の1割しか登録者がいません。そのような状況にあって「どんな仕事なの?」とお考えの方も多いと思います。今回は、その言語聴覚士になった「きっかけ」について推測も含めて紹介していきましょう。

■言語聴覚士の仕事の内容

交通事故でのケガや高次脳機能省、脳卒中などが原因で「話すこと」「読むこと」「聞くこと」「聞いて理解すること」などに障害を持った場合のリハビリを行います。高齢者においては、食べること、嚥下障害(食べ物を飲み込む機能低下)の障害、また、小児の構音障害、吃音、小児失語症などの症状に対してリハビリを行います。小児から高齢者まで幅広い年齢層が対象となります。

■言語聴覚士になったきっかけ

資格取得を目指す方や、実際に仕事についた方々の、言語聴覚士を目指したきっかけを以下にまとめましたのでみていきましょう。

◎人生設計のしやすさ
国家資格なので将来的に資格を活かして長く働くことができることでしょう。医療機関や介護施設では、夜勤がなく、ほとんど日勤での仕事であり自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる。また、正規職員の場合、妊娠・出産・出産後の休暇が取れるのも一番の魅力でしょう。

◎収入の安定性
給料が安定していて初任給でみると、平均約23万円と看護師の平均が約24万円と比較しても、決して安くはないと思います。平均給与からみて初年度の年収は、ボーナスを含めると350万円前後と推測されます。

尚、これは、あくまでも平均であり地域によって違いがあり、また、職場によってもいろいろな手当等がついたり、つかなかったりしますので、その金額は違ってきますので参考にするとよいでしょう。

◎人に役にたてる仕事の魅力
自分の家族が病気やケガ・脳卒中などで言語聴覚士や理学療法士などのリハビリを受けて、お世話になったことがきっかけで「人の役に立てる仕事がしたいと思った」と言う方も少なくありません。その経験を通して障害が良くなり感謝した気持ちが忘れられずに興味を持ち言語聴覚士となった。

◎家族が助けられた
家族のリハビリに同行して、麻痺などで動かなかった体の部分が動くようになるのをみて、感動して喜びを感じて「社会貢献できる仕事につきたい」と、考えたから言語聴覚士を目指した。

◎自身が助けられた
自分が幼少期から吃音(どもり)があったが、言語聴覚士のリハビリでうまく話せるようになり、克服した経験を通して言語聴覚士がいつも身近にいたので、やりがいのある職業だと感じた。

■まとめ

いかがでしたか?言語聴覚士を目指したきっかけは、人それぞれ、十人十色ですが、国家資格で長期にわたって仕事ができ、活躍する職場も多い言語聴覚士は、やりがいを持ってできる仕事です。今後も医療機関、特に介護施設やなどでは需要が増えてくることが予想されます。

言語聴覚士の資格を持ち、活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

言語聴覚士が難しさを痛感する失語症リハビリ

言語聴覚士は人がこれまで生まれてから大人になる過程で獲得した、「言葉を話す」「聞いて理解する」「書」「読む」といった本来、日常生活でできていたことが何らかの病気やケガが原因で、それらができなくなる機能障害になった場合、その障害の回復改善に向けてリハビリをおこないます。様々な種類の障害がありますが今回は、失語症の種類とリハビリをおこなう難しさについて解説してみましょう。

■言語聴覚士の仕事の対象者と内容

言語聴覚士の仕事は、の対象者は脳血管障害や病気・ケガなどで「失語症」「言語障害」「高次機能障害」「構音障害」、または先天的な「言語発達障害」などに対して、改善していくためのリハビリをおこないます。また最近多くなった高齢者の「咀嚼・嚥下障害」などのリハビリもおこないます。

■失語症の種類

◎運動性失語
脳の左大脳半球(ブローカ領野)周辺に、損傷を受けることでおきることから「ブローカ失語」と呼ばれています。症状としては、読み書きはできるが、発語が少なくなり言葉もたどたどしい話し方で、言葉の意味は理解できていて良好に保たれているのが特徴です。

◎感覚失語
脳の左大脳上側頭回後部(ウェルニッケ領野)周辺に、損傷を受けることでおきることから「ウェルニッケ失語」と呼ばれています。流暢に話をするが、意味不明の話をすることが多いです。また話を聞いても理解ができず、聴覚的理解が著しく障害されていることが特徴です。

◎伝導失語
言葉の理解や話すことに対しても良好だが「くるま」→「くるめ」など、発音する音韻性錯誤や吃音(どもり)などの症状や、最も多いのは聞いた話に対してオウム返しをする復唱障害が多いのが特徴です。

◎健忘障害
アルツハイマー型認知症に多くみられる症状で発語や聴覚障害は良好だが、会話していて言葉が思い出せない、言葉にできない、または物の名前の理解ができないこともあります。名詞が出てこないため会話では「あれ、これ、そこ」などの、関係のない話題や会話が多いのが特徴です。

◎全失語
脳の左大脳半球が広範囲に損傷を受けることで、人が本来これまで獲得した「話す」「聞く」「読む」「書く」という機能ができなくなる、とても重篤な障害です。

尚、今回は代表的な失語症の種類について上記で説明しましたが、失語症の種類や症状は様々です。

■失語症のリハビリで大切なこと

◎ポイント1:じっくり時間をかけ焦らない
焦らずに時間をかけて、時にはワンクッションをおきながら相手と向き合い、質問はできるだけ「はい」「いいえ」と相手が答えやすいようにすることが大切です。

◎ポイント2:尊厳を重んじる
思考能力は低下していないので、こどもを相手にしたような会話は失礼になります。あくまでも一人の大人として接することが大切です。

◎ポイント2:言語・聴覚以外にも気を配る
言葉だけでなく相手の表情や体の動きなどを、よく観察しながらジェスチャーなども混ぜてコミュニケーションを取ることも大切です。

■まとめ

いかがでしたか?失語症のリハビリは、症状によって言葉の障害・聴覚理解の障害など多岐にわたりますので、とても評価が難しい側面があります。大切なことは、その人の症状に合ったリハビリを、実施する際に時間をかけて少しずつ改善に向けて、その人個人としっかり向き合っていくことが重要でしょう。

言語聴覚士の資格を持ち、活躍の場をお探しの方は「ふくしごとジャーナル」までお気軽にご連絡ください。

理学療法士が利用する道具や機器

病気やケガなどで障害者になった際、日常生活に支障や制限をきたすものです。そのような場合は、理学療法を施しますが、理学療法には、物理療法・運動療法・動作訓練といった3種類の方法があります。今回は、リハビリに利用する物理療法で、使用される道具・器具・機器などや理学療法士が、普段持っている道具について解説していきましょう。

■物理療法で利用される機器

物理療法とは、体に物理的な刺激を与えてエネルギーを加える治療です。ほとんどリハビリ室で目にする道具です。その道具や器具を下記で紹介しましょう。

◎干渉電流型低周波治療器
主に痛みのある部位の軽減目的に行います。電気刺激を利用して筋肉の収縮を促し、血流を良くすることで痛みの除去を促します。また、低周波で筋肉をほぐすことでマッサージやリラクゼーション効果もあります。

◎超音波治療器
生体内での機械振動で熱エネルギーになり、温熱効果により血流が良くなり、患部及び全身の痛みの緩和を促進する効果があります。

◎低周波治療器
低周波で電気を流して痛みを軽減する効果があります。

◎中周波治療器
中周波の電気を流すことで、痛みの緩和・筋力増強・組織の治癒といった3種類の効果があります。

◎要頸椎牽引器
首や腰を牽引し、筋肉のストレッチを行うことで筋肉の緊張を和らげたり、血流の改善を促進する効果があります。

◎ウオーターベット
水圧で全身をマッサージやリラクゼーションを目的に、行うために数種類のパターンがありきめ細かく幅広く全身をマッサージする効果があります。

◎渦流浴
浴槽に入り渦流による刺激を与えて患部の血液循環、関節の拘縮、患部の痛み緩和、腫脹の改善効果があります。

◎ホットパック
温熱療法で用いられて、患部を温めて血流をよくし痛みや筋肉のこりなどを、解消する効果があります。

■理学療法士の必儒品

1:聴診器
ほとんど職場で支給されることが多くありますが、個人で購入されて自部に合ったものを使用する方もいます。

2:血圧計
手首式の血圧計は、コンパクトで持ち歩く時にとても便利ですが、正確に測ることができる腕に巻き付ける血圧計を好む方もいて人それぞれです。

3:パルスオキシメーター
指に挟んで血中酸素飽和度や脈拍をチェックするために使用します。

尚、リハビリを行う前や途中など利用者や患者のバイタルサイン(健康状態・呼吸・脈拍・血圧)を測定したり観察することで、リハビリを安全に行うことができます。

■まとめ

理学療法士は、様々な道具や器具などを使用して病気やケガ・障害を持った方のリハビリを行いますが、その利用者を評価してその人に合ったリハビリを実施していくことが重要でしょう。

理学療法士として力を発揮できる転職先をお探しの際には、ふくしごとジャーナルがお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。

社会福祉士に求められるコミュニケーション技術

社会福祉士の仕事は、生活に問題を抱えた方や心身に問題がある方、生活弱者の相談を聞くことを通して一緒に共感して問題解決について考え的確な助言や問題解決に導くために、各機関との連携を図り調整していく役割を担っています。今回は、社会福祉士に求められる技術について解説したいと思います。

■社会福祉士面談の技術

社会福祉士に最も大事な技術とはどの様なことでしょうか? 下記にまとめてみました。

◎傾聴
社会福祉士の仕事は、相談に来た人の話を聞くことから始まります。相談者の話を詳しく聞くことで、相談者が今、困っていることや問題が見えてきます。

◎共感
相談者の話を聞いた後は、相手の立場に立って考えることが大切です。

◎柔軟性
相談者に来る人は、様々な問題を抱えていて、そのケースも様々ですので対応の仕方なども多岐にわたっていますので臨機応変で柔軟な心で対応することが大切です。

◎冷静な判断力
様々な問題についての相談について冷静な判断力をもって的確な指導や助言を行うことも大切です。

◎調整力
相談の種類によっては、医療機関や福祉施設・高齢者施設などとの連携が必要になってくる場合があります、その際には、各種機関との調整役も担います。

■社会福祉士の面談に大切なコミュニュケーションの種類

コミュニケーショには、言語コミュニケーションと非言語コミュニュケーションがあります。社会福祉士が面談をする上で、どちらも大切なコミュニュケーション能力です。

言語コミュニュケーションは言葉や文字などで表し分かりやすいのですが、非言語コミュニュケーションは注意しないと分からないものです。非言語の種類は下記のとおりです。

1・声のトーン
2・座るときの相手の距離
3・相手の態度
4・顔の表情
5・相手の目線
6・手振り・身振りなど

コミュニュケーションに関する研究では、人のコミュニュケーションの実に9割は非言語コミュニュケーションを使っています。社会福祉士にとっても相談者の態度や表情から相手の心情や状況を読み取る上で重要な手段となります。

■まとめ

社会福祉士は、医療機関や福祉施設・高齢施設や公共機関などでの相談業務が主な仕事となります。特に社会福祉士のスキルで大切なことは、相談者の立場になって相手の尊厳を尊重して誠意をもって対応することです。

相談業務は人と向き合う仕事が中心となりますのでコミュニケーション能力は欠かせない能力となります。相談者の範囲は生活困窮者や障がい者・高齢者の相談援助と幅広く、相談業務のスーパーバイザーとしての役割も担っています。

社会福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

介護福祉士が少ない現状とその対策を考える

2000年に始まった介護保険制度ですが、政府は段階的に介護福祉士の数を増やす施策を取ってきました。2018年当時、介護福祉士登録数は1,55,8897人であり、その中でも介護福祉士として介護や医療・福祉の現場で働いている人は、全体の6割に過ぎません。ではなぜ、介護福祉士の資格を保有しているにも関わらず、介護の仕事に従事していないのでしょうか。それに加えて離職率の高さはなぜなのか、人材不足と対策について解説しましょう。

■高齢化の現状

2018年には65歳の高齢者の数は35,150,000人と、全人口の27.7%を占めています。実に全人口の3割弱の人が高齢者ということになります。現在は4人に1人が高齢者ですが、人口減少や少子高齢化に伴い、高齢者が増加していくペースは今後、上昇傾向にあり介護職現場で働く若者が減ることで、介護職の人手不足が加速していくことが考えられます。

■人手不足が続いている介護職員今後の予測

厚労省の試算では6年後に迫った2025年団塊の世代が75歳の後期高齢者を迎え、一気に高齢者が増える2025年には、介護職員が約2,450,000人の必要人数に対して約370,000人介護職員が不足するだろうとの推計が出ています。

今後、飛躍的に介護の担い手が必要となってくる中で介護ニーズに対応できないといった介護需要に対して供給が間に合わない事態が到来しています。

■介護現場の人手不足を解消する対策

このままの現状で推移した場合、介護職員不足を解消するための施策として2017年に人材確保に関する介護職人材の定着について法案を閣議決定しました。

1・介護職員処遇改善
2019年10月から勤続10年、または、同一職場以外でも経験を積んだ能力の高い介護福祉士(1人以上)に事業所の裁量で月額8万円の処遇改善手当が支給される。(10年の実務経験を積んだ介護福祉士でも全員が支給されるわけではない。)

2・在留外国人の受入れのための入管法と環境整備
3・定着促進・研修受講負担の軽減
4・介護職の魅力向上のための介護の仕事の理解促進
5・復職支援としての再就職準備金

■まとめ

いかがでしたか、介護福祉士が少ない介護の現場の現状とその対策について考えてみましたが、2025年問題を前に専門性を持った介護福祉士に寄せる期待はますます重要となってきます。急激な超高齢化の進行に対して、政府の施策は後手に回ってる気がしてならないと感じます。もっと大胆な改革が望まれるところです。高齢者は確実にに増えています。また、要介護者が安心して介護が受けられる社会をつくるためにも、2025年問題で必要な370,000人の介護従事者の確保が重要課題だと考えます。

介護福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

介護福祉士の免許資格取得までの過程~実務経験を積むことで介護福祉士になれた~

近年は、介護福祉士の免許取得ルートが変化していますね。2018年度第31回の筆記試験も1月に終了し、合格した方は2次試験の実技試験のため頑張っていることでしょう。今回は、私が介護福祉士の国家資格を取得した過程について書いてみたいと思います。

■介護の仕事に就く前のイメージ

私が、介護施設に転職したのは、1990年代半ばのバブル崩壊後のことでした。介護の仕事は、今でいう3K(きつい・汚い・給料が安い)というイメージがあるのではないでしょうか。私もはじめはそのようなイメージがありました。

しかし、下の世話をすることで汚いということ以外はイメージとは違いました。もともと体力には自信があったこともありますが、給料面(夜勤やその他の手当てを含める)では、そこそこ生活に差し支えない金額であったため、あまり気にならなかったと記憶しています。

■実際に介護の仕事をして感じたこと

はじめは畑違いの職種からの転職で戸惑いもありましたが、介助方法などのコツを覚えると一人でできるようになるまでに時間はかかりませんでした。しかし、1つ苦労したと感じたことがあります。

利用者1人1人の名前や特徴を覚えることが苦手でしたので、50名の利用者全員覚えるまでにはかなり苦労したことを覚えています。

また、それぞれの持病などの種類によって、利用者は食事の種類(普通食・刻み食・ミキサー食・病気食・ソフト食)が変わるため、覚えることに苦労したこともありました。

その他の排泄介助・入浴介助・着脱介助・移動・移乗介助に対して日頃から利用者とコミニケションを取りながら信頼関係を持っていないと、介護拒否や暴言、暴力を吐くこともあり信頼関係づくりには、とても時間がかかりました。

■介護福祉士を目指すために心がけたいこと

日々の介護業務で大事なことは、利用者に対応していて何か分からないことや疑問が出たらできるだけ早めに先輩介護士に聞いてアドバイスを受けたり、自分で専門書などで調べてみるのも良いでしょう。

問題や疑問を先延ばしすることで忘れてしまうことは、重要な介護の知識や技術の習得が得られないだけでなく、自分のスキルを上げるチャンスを逃していることになります。

介護福祉士を目指すことで大切なことは毎日の業務のなかで、日々学んでいく気持ちを持って仕事に向き合う姿勢が大切です。

■介護福祉士の国家資格取得方法が変わった

私は、介護保険制度がはじまる前に介護福祉士の資格に合格することができました。当時は、3年の実務経験があれば介護福祉士国家試験の受験資格を得ることができました。

現在では介護福祉士の取得ルートは制度が変わりヘルパー制度の廃止から介護職員初任研修130時間を受講した後、介護職員実務者研修320時間の受講を満たして介護福祉士国家資格を受験ができるようになりました。

■未経験・無資格からの国家資格取得の方法

私は、自宅での試験勉強は集中ができなかったので、できるだけ職場で昼食時間や夜勤の休み時間などの隙間時間を利用して試験勉強をしました。

特に参考書なども購入することなく自宅では集中できないため、自宅での試験勉強があまり好きではなく集中もできなかったので、できるだけ職場で昼食時間や夜勤の休み時間などの隙間時間を利用して試験勉強をしました。

特に参考書なども購入することなく自宅では集中できないので図書館に行って試験対策をしました。試験の直前には、とにかく過去問を念入りにこなしました。

いろいろ勉強方法は個人によって違いがあると思いますが、私が強調したいことは勉強する環境は自分で考え、早めに試験対策をすれば隙間時間も大切な時間ということです。ぜひ、時間を有効に使い介護福祉士の国家資格にチャレンジしましょう。

介護福祉士としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

保健師と看護師、何が違うの?

看護師も保健師も同じ医療の資格ですが、その仕事の内容は大きく違ってきます。それぞれどの様な目的を持った職種なのか解説していきましょう。

■看護師の仕事

主な内容は、病気やけがをしている人に対して、健康回復や日常生活援助を支援したり、医師の指示のもと、療養している人などに対して治療をしたり、医師の補助を行ったりする仕事です。働く場所は、病院・診療所・介護施設・福祉施設・訪問介護ステーションなど多岐にわたっています。

■保健師の仕事

保健師は、「行政保健師地域」と「学校保健師」「産業保健師」の3通りの職場があります。一番多いのが公務員として市町村役場や保健所、保健センタ―で働く行政保健師です。

その仕事内容は、地域の住民が健康で生活できるように、個人や家族への生活指導や生活環境についてのアドバイスなどです。また、乳幼児健診や母親を対象とした母親学級、母子の保健に関する活動、その他地域住民の健康づくり事業の企画、実施、メタボリックシンドロームの予防に関する指導を行います。さらに住民検診の補助や、検診後の再検査の啓発活動やアドバイス、保健指導をおこないます。

◎産業保健師
会社において、社員の健康相談や最近多くなってきたメンタルに関する相談指導や、健康診断後の保健指導生活習慣の見直しに対する指導などを行います。

◎学校保健師
保健室の養護教諭として生徒や教員の健康相談や健康相談や相談指導や生活習慣の見直しの指導などを行います。

◎病院保健師
ごくわずかではありますが、病院で働く保健師もいます。病院での健康診断や健康相談を行うほか、看護師の仕事と兼務することが多いです。

■保健師になるためのルート

①保健師になるには専門学校(4年制)や、大学で保健師看護師の統合カリキュラムを履修した後、看護師国家試験と保健師国家試験にどちらも合格しないといけません(看護師試験のみ合格した場合は、看護師としての資格を得ることができる)

②3年制の短期大学や専門学校の看護師養成課程の場合は、卒業後看護師の国家試験を受験できることはできるが保健師国家試験の受験資格はありません。その場合、看護試験に合格した後、保健師養成学校(1年制)に通う必要があります。また、看護師受験に合格後、看護系大学保健師養成課程からの3年次編入し、保健師カリュキュラムを履修すれば受験資格が可能となります。

■まとめ

保健師と看護師では、その国家資格や活躍する場が大きく違ってきます。看護師が3年で受験資格を得ることができるのに対して、保健師は受験資格を得るのに4年かかります。その違いは、保健師はより多くの医学的知識に加えて、幼児から高齢者などに対して幅広い知識が必要となり、地域の健康アドバイザー役としてのコミュニケーション能力などのカリキュラムを学ばなければいけないからです。

保健師としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。

保健師不足と高齢者問題や相談援助の複雑化

保健師とはどの様な仕事をしているのか、余り知られていない職種ではないでしょうか。保健師の多くは行政保健師であり、公務員としての仕事の8割を占める市町村役場・保健所など行政で働いています。その他にも、企業などで働く産業保健師や学校の養護教諭として働く学校保健師もいます。今回は、行政保健師が不足しているということについて、その背景と原因について解説していきましょう。

■保健師の仕事内容について

行政保健師の仕事内容は、一般にはあまり知られていませんが、主に市町村の窓口業務です。生活困窮者や健康に問題のある方の相談、地域の集団検診、地域で暮らす幼児から高齢者の心身の健康に関する相談を中心とした支援活動や、特定保健指導、必要であれば家庭への訪問も行ないます。保健師の仕事の内容は、地域住民の健康づくりの相談・援助・指導・助言をする仕事だといえるでしょう。

■保健師が足りない背景と原因

保健師が不足する背景には、高齢者人口の増加と大きく関わっています。2025年には高齢者人口(65歳以上の高齢者)が3500万人になることが予想されています。ではなぜ、高齢者が増えることで保健師が不足するのでしょうか。

保健師は地域全体の高齢者に対する介護予防も担っているからです。介護保険の趣旨は高齢になっても、介護が必要にならないように日頃から健康や体力の維持、増進に努めることといわれていますので、保健師本来の仕事の役割である予防医療や予防介護の知識が必要になってきます。それに伴い保健師の役割も在宅の高齢者の人数が増えると、それだけ対象が増えるということです。

■保健師の役割と仕事

①最近増加している児童虐待などの対処も重要な仕事の1つです。

②障害者の病院から在宅への移行を促進するため、支援することも重要な仕事です。

③最近では、うつ病やその他心の病気やメンタルに関する相談も増加してきています。ストレス社会で様々な悩みや問題を抱える人の相談支援も重要な仕事です。

④生活困窮者の相談支援も重要な業務です。何らかの理由(病気やケガ・障がいなど)で仕事ができず、経済的な面から生活に支障をきたしている人の相談支援をすることも大切な仕事です。

■まとめ

保健師が足りない原因についてみてきましたが、大きな要因として現在の日本が抱える「高齢者問題」という、大きな課題が背景にあることがお分かりになったことでしょう。保健師の業務範囲の広さや、問題の複雑さ、対象者の多さに対応が追い付いていないのが現状です。

「高齢者問題」は避けては取れない問題です。それ以外にも「障がい福祉」なども、今後、保健師が対応していく相談も多くなり、不足することが考えられます。そのため保健師の仕事の範囲や対象となる相談援助などの増加を考えると、保健師不足を解消するためには「保健師の増員・安定した確保」が重要となるでしょう。

保健師としての活躍の場をお探しの際には、ふくしごとジャーナルまでお気軽にお問い合わせください。